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アレルギー持ちのワンちゃんにおすすめのドッグフード3選

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2019.03.14

 アレルギーを持っていると、日々の食事には細心の注意が必要です。最近ではアレルギー持ちの犬も増えており、ドッグフードにおいてもアレルギー対策がされているものが登場しています。

 今回は、犬のアレルギーの原因や種類、症状から、アレルギーの改善法などを紹介していきます。さらに、どんな食べ物がアレルギーの原因になりうるのか、またおすすめのドッグフードについても解説していきましょう。

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犬のアレルギーの原因や種類について

 犬のアレルギーの原因は、体質だけでなく周りの環境による影響も大きいです。さっそく、アレルギーの原因や症状、年齢によってどんなことが言えるのか、詳しく見てみましょう。

犬のアレルギーの原因

 犬のアレルギーの原因として考えられるものは、私たち人間におけるアレルギーと共通している部分があります。

  • 花粉
  • ノミやダニ
  • ハウスダスト
  • 特定の食べ物

 本来無害であるものに過剰に反応することで発症するアレルギー、犬にとっては日常生活の中にその原因が多く潜んでいるのです。春や秋に飛び散る花粉、家の布団やカーペットなどに生息するノミやダニ、ハウスダストなど、普段過ごしている空間にアレルギーの原因があります。

 その中でも多くなっているのが、特定の食べ物によるアレルギーです。ドッグフードの中に含まれる牛肉やとうもろこし、小麦などでアレルギーを引き起こす恐れがあり、フードの成分についても注意が必要です。

犬のアレルギーの症状

 愛犬が何らかのアレルギーを引き起こしているとき、具体的には以下のような症状が見られます。

  • 体のかゆみ
  • 下痢
  • 嘔吐

 どれも、特定のものに対して拒絶反応が現れている証拠です。上に挙げた症状の中で多いのが体のかゆみですが、ドッグフードを食べた直後に下痢や嘔吐をしてしまったという時は、フードに含まれる成分によって体が反応したと思って良いでしょう。

 花粉アレルギーにおいては、散歩から帰ってきたらくしゃみがひどい、窓を開けて換気をしているとむずがゆそうにしているなどの症状が現れます。ダニやノミ、ハウスダストに関しても、くしゃみや体のかゆみといった症状が見られます。

 似たような症状が起きるものの、何に体が反応しているのかわからないときは、早めに検査をして特定するというのもおすすめです。

アレルギーを発症する年齢や犬種

 犬のアレルギーは、発症する年齢や犬種によっても違いがあります。たとえば、年齢において見ると、老犬よりも子犬期の頃の方がアレルギーを発症する確率が高くなっています。その数字を見てみると、約60%が3歳以下となっているほどです。(参考URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jve/16/2/16_126/_pdf)

 また、犬種においても、アレルギーを発症しやすい種類があります。遺伝的要因が大きいとされており、以下の犬種ではアレルギーを発症するケースが増えているのです。

  • 柴犬
  • シーズー
  • ゴールデンレトリバー
  • ヨークシャーテリア
  • ビーグル
  • ラブラドールレトリーバー
  • シェルティ
  • マルチーズ

犬のアレルギーを改善するにはどうしすればいい?

 犬のアレルギーが増えている今、症状を軽減して快適に過ごせるように飼い主がしっかり対策を取ってあげたいです。では、アレルギーを改善していくにはどうすれば良いのでしょうか?アレルギーの治療法から、自宅でできる食事の見直しについて見てみましょう。

アレルギーの治療法

 体のかゆみやくしゃみなどの症状が気になり動物病院で相談したところ、アレルギーだと診断されることがあります。また、特定の食べ物によって下痢や嘔吐してしまう場合も、アレルギーの原因を追求することになります。

 アレルギーの原因がわかったら、次に実際に治療に移っていきます。アレルギーの治療においては、以下のような方法が行なわれます。

薬でかゆみのコントロール

 アレルギーを引き起こすと、多くの場合体にかゆみを感じます。犬の場合は、手足で顔や耳などの体を掻きむしってしまう恐れがあるため、注意が必要です。飲み薬と塗り薬を利用して、アレルギーによるかゆみを改善していきます。抗ヒスタミン剤や糖質コルチコイド製剤(ステロイド剤)などを服用して、かゆみの改善を図っていきます。

 また、塗り薬では、ステロイド系のスプレーやローション、軟膏などでかゆみを軽減することが可能です。どの薬においても長期に渡って利用していく必要があるため、愛犬に合っているかどうか、副作用の有無などもしっかり確認しておきましょう。

二次感染対策

 アレルギーにおいて恐ろしいのが、二次感染です。バリア機能の低下や掻きむしることで皮膚に炎症が起き、ますます痛みやかゆみを感じることになってしまいます。そのため、使用するシャンプーや消毒剤などに注意し、アレルギー症状自体を少しでも早く改善していけるよう対策を取る必要があるのです。

食事を見直そう

 犬のアレルギーのほとんどが、食物アレルギーとされています。ここから、毎日食べることになるドッグフードの品質に目を向けることが大切です。ペットショップやホームセンターなどで販売されているドッグフードは安価なものが多いですが、そのような商品には粗悪な原材料が数多く使用されている傾向にあります。また、保存期間を長くするため、添加物をたくさん使用していることもあります。

 このような安価なドッグフードは避け、品質にこだわったフードを選びましょう。無添加で作られているもの、使用されている素材一つ一つに納得できるもの、アレルギーの原因になりやすい穀物が含まれていないかといった点を確認しておくと安心です。値段が比較的高く設定されているドッグフードに関しては、高品質なものが多いです。原材料も安心できるものが多く使用されています。

 犬にとっての栄養源は、ドッグフードです。そのドッグフードに危険なものが含まれていると、アレルギー症状を悪化させるばかりとなるので、飼い主がしっかり確認した上で与えるようにしましょう。

アレルギーになりやすい食物

 安価なドッグフードにはアレルギーの原因となるものが多く含まれている可能性が高いと紹介しましたが、どのような食物によって犬はアレルギーを起こしやすいのでしょうか?さっそく、アレルギーになりやすい食物について見てみましょう。

アレルギーになりやすい食べ物

・牛肉

鶏肉

乳製品

とうもろこし

小麦

大豆

仔羊肉

スパイス

添加物

 犬にとって欠かせないタンパク源となる肉類においても、アレルギーを引き起こす恐れがあるので注意が必要です。牛肉や鶏肉を使用しているドッグフードは多いので、配分量や原産地などに注目してみましょう。

 また、安価なドッグフードには、多くの穀物や添加物が含まれています。小麦やとうもろこしは犬のアレルギーを起こす大きな要因となるため、できるだけ含まれていないものを選ぶようにしましょう。添加物の有無についても、ドッグフードを選ぶ上で欠かせません。

 犬がアレルギーを起こしやすい食物についての知識を得て、飼い主がしっかりドッグフード選びを行なうことが重要なのです。

ドッグフードを選ぶときに気を付けたいこと

 アレルギー持ちの愛犬にドッグフードを選ぶときは、以下の成分にも注意が必要です。上記で説明したアレルギーになりやすい食物と一部共通する部分がありますが、ここでも詳しく解説していきます。

グルテン

 グルテンは、小麦やライ麦などに含まれるタンパク質の一種です。本来肉食である犬は、穀類の消化に適していません。そのため、穀類を摂取した際に、下痢などを起こしてアレルギー反応が現れることがあるのです。

 ドッグフードを選ぶ時には、グルテンフリーと書かれているものを選ぶと安心でしょう。

化合物無添加

 安価なドッグフードに含まれがちな添加物、毎日摂取しているとアレルギーをはじめ様々な病気の引き金となります。そこで、ドッグフードの中に添加物が含まれていないかという確認もしっかり行ないましょう。

 特に、長く保存できるように含まれている酸化防止剤には注意が必要です。エトシキシンやBHA、BHTといった文字を見かけたら、非常に危険です。石油やガソリン用の酸化防止剤としても使用されるほどなので、犬の体には悪影響です。

 また、着色料についても気をつけましょう。赤色3号や赤色40号などが記載されているドッグフードもありますが、これらは発がん性のリスクを高める要因になります。その他、ソルビトールやキシリトールといった甘味料が含まれていないドッグフードを選ぶようにしましょう。

動物性たんぱく質

 一見、犬にとって欠かせない存在である動物性タンパク質、ドッグフードによっては数種類のものが混ざっている商品があります。鶏肉のみ、魚のみといったものではなく、牛肉に鶏肉、豚肉も使っているなど複数の動物性タンパク質を使用しているフードに関しては、アレルギーになるリスクを高めることになります。

 そのため、ドッグフードを選ぶ際には、動物性タンパク質の種類数にも注目しましょう。

アレルギーのワンちゃんにおすすめのドッグフード

ドッグフードを3商品紹介してください。その商品の説明と、URLを貼付してください。

 愛犬がアレルギー持ちという時には、どのドッグフードを与えれば良いか悩んでしまいます。そこで、アレルギーのある犬にも安心して与えられる、おすすめのドッグフードを3つ紹介しましょう。

アランズナチュラルドッグフード

 原材料がわずか10種類のみと、非常にシンプルに作られている商品がアランズナチュラルドッグフードです。生のラム肉を55%以上配合し、その他の材料はすべてヒューマングレイドとなっています。アレルギーの原因となりうるとうもろこしや小麦、牛肉などは一切使用していません。添加物も一切含まれていないため、アレルギー持ちの犬にとっても安心です。

 アランズナチュラルドッグフードは7ヶ月からシニアまで、全年齢に対応しているフードです。犬種・年齢問わず利用できるので、多頭飼いされているお家にもおすすめです。嗜好性も追求して作られているため、多くの犬が喜んで食べてくれるというメリットもあります。

 さらに、給与量が2分の1で良いので、愛犬のお腹にもお財布にも優しいドッグフードと言えるのです。安心できるドッグフードを与えたいけれどコストが・・・という悩みを抱えている飼い主にとっても、続けやすい商品でしょう。

アランズナチュラルドッグフードについて詳しく見る

フィッシュ4ドッグ

 肉ではなく魚をメインに作られたドッグフードが、フィッシュ4ドッグです。サーモンを使用しているため、牛肉や鶏肉によるアレルギーがある場合にも利用が可能です。アレルギー対策ができるドッグフードとして登場する機会が多い、ドッグフードでもあります。

 使用している原材料はわずか9種類で、どれも安心できるものばかりとなっているので飼い主も安心でしょう。9種類の原材料は、以下になります。

 

フィッシュ4ドッグの原材料

サーディン(イワシ)/スウィートポテト/サーモンミール/エンドウ/ビートファイバー/サーモンオイル/ビール酵母 サンフラワーオイル/ビタミン&ミネラル

 ライフステージに応じて主原料が少しずつ異なるため、愛犬の年齢に応じて適した商品を選びましょう。パピー・サーモン(成犬から老犬まで)、トイブリード(小型犬向け)の3種類が展開されているので、愛犬に合ったものをチェックしてみてください。

 サーモンや白身魚をたっぷり使用しているドッグフードなので、オメガ3も豊富に含んでいます。ここからアレルギー症状の改善が期待できるため、かゆみや皮膚トラブルで悩んでいる時は利用してみましょう。

公式サイト:http://addiction-japan.com/fish4dog.html

ネイチャーズバラエティ インスティンクト LID

 現在、アレルギーに配慮したドッグフードが数多く販売されていますが、その中でもさらにアレルゲンを排除した商品がネイチャーズバラエティ インスティンクト LIDです。穀物や卵、乳製品、牛肉、グルテンなど、アレルギーの原因になりうるものは、一切含んでいません。

 また、ポテトアレルギーにも注目し、炭水化物にはタピオカを使用しているという点もポイントとなっています。フリーズドライした生肉(ラムまたはターキー)を使用しており、配合するタンパク質を1種類に限定することでアレルギーの発症と悪化を抑制できるようになっています。素材へのこだわりが、アレルギーへの配慮につながっているドッグフードと言えるでしょう。

公式サイト:http://naturesvarietyjapan.com/

まとめ

 アレルギー持ちの犬が増えている中、ドッグフードの品質も問われるようになっています。アレルギーの原因は犬によって異なるものの、多くの場合が食べ物による影響とされています。

 そこで、安価なドッグフードは避け、原材料に納得できる商品を選んで、愛犬の健康を守れるようにしましょう。アレルギーの疑いがある場合は、まず病院での診察を受け、その後治療や対策について医師から説明を受けると安心です。

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