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胃腸が弱いわんちゃんに最適なドッグフードと胃弱の原因

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2019.02.28

人間と同様にワンちゃんの中には胃腸の弱いワンちゃんがいます。あなたのワンちゃんは、食欲不振・嘔吐・下痢をよく起こしていたりしませんか?

胃腸が弱くなる原因として、ワンちゃんがアレルギー体質を持っていること・食べすぎや消化不良があげられます。胃弱を起こしやすいワンちゃんには、犬の胃にあったごはんを与えることが大切です。この記事では、ワンちゃんが起こしやすい胃弱の原因と胃弱を起こしやすいワンちゃんに適したドッグフードの紹介をしています。

胃弱の原因と適したドッグフードを把握しておくことで、胃弱のワンちゃんの健康をサポートしてみてはいかがでしょうか?

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胃腸が弱い原因って?

ワンちゃんの種類によって、なぜ胃腸が弱くなってしまうのでしょうか?ここでは、ワンちゃんの胃弱の気になる原因について紹介しています。原因を知ることで、ワンちゃんの胃に優しい生活を意識して頂けたら幸いです。

犬の胃弱ではどのような症状が起きる?

胃弱を起こしているワンちゃんには、胃のむかつきや食欲不振・嘔吐下痢が起きます。胃弱は飼い主さんから見てわかる症状もあれば、反対に胃弱が起きているかもどうかもわからないときもあります。胃弱が何かしらの病気が原因で起きている場合には、重度の嘔吐下痢や血便・鳴き声をあげて痛がったりもします。

24時間以上ワンちゃんに胃弱の症状が見られる場合には、脱水症状を起こし命に関わる危険性もあるので、動物病院を早急に訪れる対応が必要です。

食物アレルギー

ワンちゃんに胃弱を起こす原因の一つに食物アレルギーがあります。ワンちゃんがよくアレルギーを起こしてしまう食べ物は、小麦・鶏肉・豚肉・牛肉・大豆・とうもろこし・乳製品・卵があげられます。中でも、牛肉・鶏肉はワンちゃんによく起きる食物アレルギーです。

食物アレルギーを持つほとんどのワンちゃんが、遺伝的にアレルギーを持っています。飼い主さんにとって判断することが難しい病気でもあるのですが、嘔吐・下痢などの胃弱を起こしたり、皮膚が赤い・痒いなどの皮膚病の症状を起こします。

アレルギーの原因を除去することはできないものの、どの食べ物がアレルギーを起こしているのかがわかれば、その食べ物を与えないことでアレルギーの発症を予防することができます。

食べ過ぎ・食事不足

食べ過ぎ・食事不足もワンちゃんに消化不良を起こさせる原因です。ワンちゃんに与えるごはんの食事量が変化すると、人間と同様に犬の胃にも負担がかかります。

外食をした際に食べ過ぎて胃のむかつきを感じたり、ごはんが少なすぎれば胃の気持ち悪さを感じたりすること、ありますよね。

同じような症状は、ワンちゃんの胃にも起こり得るのです。また、お腹が空いて早食いをしてしまうことも、胃に負担を与える原因となります。

危険な食材を食べる

人間の食べ物の中には、ワンちゃんに与えてはいけない食べ物があります。チョコレートやナッツ・ガムなどのお菓子類、玉ねぎやネギ・ニンニクなど刺激の強い野菜類、酒類、ブドウなど種類は様々です。

ワンちゃんにとって危険な食べ物を与えてしまうと、食欲不振や嘔吐下痢だけでなく、場合によっては死に至る場合もあります。少しだけならと思わず、ワンちゃんが間違って食べてしまわないように配慮する必要があります。オニオンスープなど、玉ねぎの成分が含まれているものでも、中毒症状を起こす可能性があるので注意が必要です。

食生活の変化

ワンちゃんに最適なごはんを与えるには、ワンちゃんの体質や生活環境・年齢・なりやすい病気に合わせたドッグフードや手作りごはんを与える必要があります。

しかし、食事が変わることはワンちゃんの胃に負担を与える原因にもなり得ます。そのため、頻繁に食事を変えるのではなく、ワンちゃんに合うごはんを見つけたらできる限り同じごはんを用意してあげましょう。

特に、消化器官が発達していない幼犬期や消化器官の働きが弱まっている老犬期は、胃に負担をかけやすくなりますので、激しい食事の変化は控えることが大切です。

寄生虫

犬の寄生虫はワンちゃんの消化器官に寄生することにより、嘔吐や下痢を起こす可能性があります。症状が現れず寄生虫が腸内にいることを確認できない時が多いのですが、消化器官が発達しきれていない子犬のワンちゃんに虫が寄生すると、嘔吐・下痢・脱水症状・栄養失調を起こします。

回虫を何かしらの形で、口から胃・腸に入れてしまうことが原因です。

ワンちゃんの寄生虫の中には、人間に感染する可能性があるものもあります。回虫の寄生には気がつきにくい点がありますが、嘔吐や下痢などの症状が長く続くようなら、感染を防ぐため飼い主さんも手洗いうがいを念入りに行っておきましょう。

ウイルス・毒物

犬に感染するウイルスの中で、犬パルボウイルス感染症があります。このウイルスは、ワンちゃんに重度の嘔吐下痢を起こさせます。幼犬期に犬パルボウイルスに感染してしまうと、白血球が減少したり体が劇的に衰弱したり、場合によっては死に至る可能性もあるのです。寄生虫と同様に、犬パルボウイルスを経口から侵入させることで感染を許してしまいます。

また、犬コロナウイルス感染症と呼ばれる犬コロナウイルスからも、ワンちゃんに激しい嘔吐・下痢を起こさせます。

ストレス

ワンちゃんも人間と同様に、飼育環境が悪かったり散歩量が足りていないとストレスを抱えやすくなります。ワンちゃんの中には、環境変化や食事変化に敏感なワンちゃんもいるのです。

運動量が多い犬種にとっては、運動ができる環境がないと他のワンちゃんよりもストレスを感じやすいです。ストレスを溜めてしまうと、ワンちゃんが食欲不振を起こしたり、過食や拒食を起こす原因となってしまいます。

ストレスから来る胃のむかつきも起こりうるので、ワンちゃんにとってストレスのない環境を用意し、適切な運動をさせてあげることが大切です。

胃捻転を起こしやすい体質

胃捻転は、大型犬に起きやすい病気です。はっきりとした原因は明確にされていませんが、胃捻転はお腹にガスが溜まることが原因で起きると言われています。

お腹にガスが溜まると、胃をねじらせ血流を止めて心不整脈に繋がる病気でもあります。

過食・早食い・食後の激しい運動はお腹にガスを溜めやすくするため、胃捻転の症状を起こす原因にもなり得ます。そのため、特に老犬期の大型犬には、食事前に散歩をすます・ごはんの量を調整するなど食事方法への配慮をするようにしましょう。

24時間以上胃の調子が悪そうなら….

食欲不振や嘔吐・下痢などの症状が見られても、自然に治ってしまう場合がほとんどです。しかし、24時間以上胃の不調が見られるようなら、近くの動物病院を訪れるようにしましょう。

何かしらの病気にかかっている可能性もあれば、嘔吐や下痢を起こしていることから栄養失調や脱水症状を起こしてしまうこともあります。栄養失調や脱水症状からワンちゃんの命を奪ってしまう原因にもなりますので、ひどい症状が現れたときには早めに動物病院に連れて行ってあげてください。

消化吸収を良くする方法

次に、ワンちゃんの消化吸収をサポートする方法を紹介させて頂きます。消化不良を起こす原因を断つことやワンちゃんの胃に負担を与えないよう心がけてあげることで、ワンちゃんの消化吸収のサポートをして頂けたら幸いです。

食事方法に気を使う

まずワンちゃんの消化不良は、食べ過ぎや食事不足・早食いによって起きます。そのため、ワンちゃんの消化不良を防ぐためには、食事環境を整えてあげる必要があります。

食事量はできる限り毎日同じ量を与えるようにしましょう。飼い主さんが食事量を調整してあげることができれば、ワンちゃんの過食を防ぐことができます。

また、ワンちゃんがごはんを食べないようなら、ドッグフードを変えてみたりドッグフードをふやかして食べやすくしてあげることが大切です。早食いを防ぐためには、1回の食事量を減らし食事の回数を増やすことで、胃に負担を与えない食事の手助けをすることに繋がります。

ワンちゃんに危険な食べ物を与えない

消化にあまり良くない食べ物を控えることも大切ですが、ワンちゃんに危険な食べ物を食べさせないようにしましょう。

チョコレートはお菓子のゴミから、玉ねぎは台所の床に落ちているものから食べてしまう可能性もあります。

食べてしまうと重度の嘔吐・下痢を起こしてしまいます。また、酒類は微量でも致死する可能性がある危険な飲料ですので、グラスやおちょこを舐めさせないようワンちゃんの手が届かないところに置くことも重要です。

アレルギーを感じる食物を外す

ワンちゃんの食物アレルギーが確認できている場合には、アレルギーを起こす食べ物が含まれていないドッグフードやごはんを選ぶようにしましょう。

食物アレルギー持っているワンちゃんには、嘔吐下痢だけではなく皮膚が赤くなったり痒くなったりする症状が現れます。

食物アレルギーかどうかの確認が取れていないときに、嘔吐下痢・皮膚病の症状が現れていたら食物アレルギーを疑ってみることで、アレルギーの特定をすることにも繋がります。食物アレルギーは、食べ物を食べさせないことで症状の出現を防げるので、アレルギーを特定しておくことはとても大切です。

適切な運動をする

消化吸収を助けるためには、適切な運動をすることも重要です。運動量が少なければ、ごはんの消化吸収率が弱くなれば肥満を起こす原因にもなります。また、ワンちゃんにとっては散歩の時間がストレスを発散する時間でもあります。運動をすることは筋肉を維持するためにも大切ですから、タンパク質と合わせて適度な運動をさせてあげましょう。大型犬のワンちゃんは、胃捻転を起こしやすい特徴を持っているので、食事の前に散歩を済ますなど消化不良を起こさないよう気を使ってあげてみてください。

ストレスを感じさせない環境作りをする

ワンちゃんがストレスを感じすぎていると、食欲不振を起こしたり消化器官がうまく働かない原因になります。

ワンちゃんが過ごしている空間を清潔に保ったり、ワンちゃんと適切なスキンシップをとってあげましょう。

寂しがり屋のワンちゃんには、長時間主人が家にいないことで過度に恐怖を与えることになります。また、警戒心が強く見知らぬ人や見知らぬ環境にストレスを感じるワンちゃんもいるので、ワンちゃんに合う環境を用意する必要があります。

胃腸に負担を与える食材

ここでは、ワンちゃんの胃腸に負担を与える食材を紹介しています。絶対に与えてはいけない食べ物を与えない、胃に負担を与えやすい食べ物を控えることでワンちゃんの胃腸に負担を与えないサポートをしてみましょう。

絶対に与えてはいけない食材

ワンちゃんに与えてはいけない食べ物は、タマネギ・ネギ・ニンニクなどの野菜類、チョコレート・ガム・ナッツなどのおやつ類、アルコールが含まれる酒類です。アルコールが含まれている酒類が危険なことはもちろんですが、タマネギやチョコレートも重度の嘔吐・下痢を起こす原因です。

嘔吐・下痢の症状を起こすだけではなく、命を奪う可能性のある食べ物ですので、絶対に与えないようにしましょう。

胃に負担を与える食材

次に、胃に負担を与える食べ物です。

ワンちゃんは、穀物や一部の野菜類の消化を苦手としています。小麦やトウモロコシなどドッグフードにもよく含まれている食材ではありますが、胃弱のワンちゃんには小麦やトウモロコシの穀物類が含まれていないドッグフードを与えるようにしてみてください。

りんごやキャベツなどの果物・野菜は、ワンちゃんの消化を助ける食べ物ですが、基本的にワンちゃんは野菜類の消化が苦手です。果物や野菜が粉砕されているドッグフードなら胃に負担を与えにくいですが、粉砕されていない野菜を与えることは控えるようにしましょう。

胃腸が弱い愛犬のドッグフードの選び方

胃腸が弱いワンちゃんへのドッグフードを選ぶなら、ドッグフードの材料に書かれている穀物類・肉類・野菜類に注目をしてみてください。

小麦やトウモロコシは、ワンちゃんの消化に負担を与えやすい食べ物です。チキンや牛肉が主原料とされているドッグフードを選ぶと、消化吸収を助けることに繋がります。自然生肉が使われている肉類を選ぶと、さらに消化の良い食べ物を与えられます。

キャベツには消化を助けるビタミンUが、リンゴには腸内環境を整える善玉菌が含まれています。原材料を確認の上、生肉やキャベツ・リンゴが使われているドッグフードを選ぶと消化吸収を助けることに繋がります。

また、鶏肉や牛肉、小麦、トウモロコシ、大豆などは食物アレルギーを起こしやすい食べ物でもあります。ワンちゃんが食物アレルギーを持っているようなら、材料一覧を確認してアレルギーが現れる食物を避けたドッグフード選びをしてあげましょう。

ドッグフードには、食物アレルギーを考慮したドッグフードもありますので、食物アレルギーを持っている犬用のドッグフードを選んでみると良いかもしれません。

胃弱の愛犬には胃に負担を与えないごはんを意識してみよう!

ワンちゃんの胃腸に負担を与えないためには、ワンちゃんにとって危険な食べ物を避け、消化の悪い食べ物を控えることが大切です。

また、食べ過ぎや早食いから消化不良を起こしたり、食事の変化から胃に負担を与えたりする場合もあります。

ワンちゃんに消化吸収の良い食材が含まれるごはんを選びワンちゃんの食事方法に気を使うことで、ワンちゃんの消化吸収を助けるサポートをしてあげましょう。この記事を参考に、胃弱のワンちゃんに優しいごはんを選んで頂けたのであれば幸いです。

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