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ボストンテリアの体重別1日あたりのご飯の回数や量・あげるタイミングについて

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2019.01.21

ボストンテリアに与えるごはんの回数や量で迷っていませんか?長く健康で過ごしてほしいワンちゃんだからこそ、適切なごはんの量を与えることができたら嬉しいですよね。この記事では、ボストンテリアの理想体重や体格のチェック方法、体格別の食事量や栄養素を紹介しています。痩せているワンちゃん・標準体重のワンちゃん・肥満のワンちゃん、それぞれに合った食事量や栄養素が必要です。あなたのボストンテリアの体型に合うごはんを選んでみませんか?この記事を通して、適切な体重を維持するごはん選びをして頂けましたら幸いです!

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ボストンテリアの理想体重は?

ここでは、ボストンテリアの理想体重について紹介しています。ボストンテリアは骨の病気を起こしやすいことから、体重管理を適切に行う必要があります。また体重だけでは、脂肪の重さなのか筋肉の重さなのかを判断することはできません。そのため、ワンちゃんの体型を確認する際は、体重だけなく体格もチェックする必要があります。平均的な体格や体重をあなたのワンちゃんと比較してみることで、ワンちゃんの体型は問題ないか確認を行ってみませんか?

ボストンテリアの平均体重

ボストンテリアの平均的な体重ですが、標準とする体重はワンちゃんによって異なります。大きくまとめるとボストンテリアの平均的な体重は5kg ~ 10kgとされていますが、もう少し細かく見ると基準となる体重は3つに分けることができます。

・ライト:6.8kg以下
・ミドル:6.8kgから9.1kg
・ヘビー:9.1kgから11.4kg

小柄なボストンテリアならライトの体重を標準とし、背丈が高かったり筋肉がしっかりついているボストンテリアには、ヘビーの体重を標準とすると良いでしょう。ご自身のワンちゃんがどの層に値するのかわからない時は、周りのボストンテリアと比較を行ってみたり、動物病院のお医者さんに確認をしたりしてみましょう。ただ、体重が多少重くとも、体の重さが脂肪から来ているのか、筋肉の重さから来ているのかは体を見なければわかりません。平均的な体重を知れば、大まかにボストンテリアの肥満状態を知ることはできますが、体格のチェックも行うようにしましょう。

ボストンテリアの平均的な体格

ボストンテリアは、ブルドッグよりスリムで小柄な体格をしています。ブルドッグは顔もふっくらしていて体も比較的に大きく、全体的にどっしりとした印象を受けます。しかし、ボストンテリアは顔がシュッとしていて、身体は小さいけれど筋肉がしっかりついています。外見的な体の印象としても、筋肉もシュッとしているのが特徴です。体格を見るときは、顔がシュッとしているかどうか、足腰の筋肉がしっかりついているか、全体的にどっしりした印象がないかを確認してみるとよいでしょう。

またボストンテリアは、オスでもメスでも、体格差がほとんどありません。そのため、オスだから体を重くしたり、メスだから体を軽くする必要もありません。性別に関係なく、ボストンテリアの理想体重や理想体格を維持するようにしましょう!

ボストンテリアに体重管理が必要な理由

比較的病気になりにくいとされているボストンテリアですが、膝のお皿が内側や外側に外れてしまう膝蓋骨脱臼を起こしやすいと言われています。人間も体重が重くなると、脚への負担がかかりやすくなりますよね。膝への負担が増えるほど、膝蓋骨脱臼を起こす原因となってしまいます。反対に痩せすぎていると、栄養が足りずに骨や関節が弱くなります。関節痛などの痛みを伴う症状が出ることもあり得ます。成犬期からシニア期に進むにつれて、さらに足腰が弱くなりますから、骨に異常をきたさないよう体重管理が必要なのです。

理想体重のチェック法

ボストンテリアの体重チェクを行う際は、体の重さだけではなく実際の肉付きも確認しましょう。ここでは、ボストンテリアが理想の体重を維持できているかどうか確認する方法を紹介しています。あなたのワンちゃんは、理想体格より肥満になっていたり、痩せすぎたりしていませんか。理想体格を維持できると、ワンちゃんが健康的に長生きできるコツに繋がります。理想の体重をチェックして、ワンちゃんの体型に合うごはんや運動を行ってみましょう!

肋骨を触ってみる

ワンちゃんの体型を確認するのに、1番王道の方法が肋骨を触ることです。肋骨周りの脂肪がどのくらいあるのかで、ワンちゃんが肥満になっていないかどうかを見分けます。肋骨まわりのお肉を触ってみて、肋骨の形を確認できないと肥満の可能性が高いです。反対に、肋骨のくっきりとした形を感じられるのであれば、痩せすぎの可能性があります。

顎の下のたるみを確認する

顎から首までのお肉を確認してみましょう。ボストンテリアは小柄で顔がシュッとしているワンちゃんです。適切な体格であれば顎の下にへこみを確認することができます。顎の下にへこみがなく、2重顎でタプんとなっている場合には、肥満に近づいてる恐れがあります。体のお肉も触ってみて、全体的にふっくらしてきたのかどうか確認をしてみましょう。

首回りのシワを確認する

肥満体型になると、首の周りにシワができるようになります。二重顎もそうですが、ワンちゃんの場合は人間と違って、首の全体・首の裏側までも2重の線が見られます。ぶにぶにとつい触りたくなってしまうよな2重線、首回りに存在していませんか?

ウエストを触ってみる

緩やかな弧を描いたようなお腹をしていますか。ボストンテリアの毛質は短いので、比較的に体型を目でも確認しやすいです。しかし、筋肉なのか脂肪なのかを意識をして触ってみることで、肥満かどうかを確認することにも繋がります。

尻尾の付け根のお肉を確認する

尻尾周りのお尻のお肉、でっぷりとしていたり、たるんだりしていませんか?足腰の丈夫さを保つためにも、お尻に筋肉がついているかを確認してみましょう。お尻の筋肉が足りないということは、毎日の運動量が足りない可能性があります。筋肉を維持する栄養素をとり、外での運動を少し増やすことで、肥満体型を改善しましょう。

体格別食事量、回数、タイミング

ここでは、ボストンテリアの体格に合った食事方法や必要な栄養素を記載しています。まず、年齢別に必要な栄養素を知ることで、そもそも成長や健康維持には、どのくらいの量のどのような栄養素が必要なのかを確認することができます。そして、体型に適したごはんの量や栄養を知ることで、年齢と体型両方を意識したごはん選びができるようになります。無理なダイエットや過度な運動は、ワンちゃんの体に負担をかけることにも繋がります。徐々に運動量を増やしたり、ゆっくり食事制限を行うようにしましょう。

肥満体型を確認できたら

あなたのワンちゃんに肥満体型を確認できたときは、ワンちゃんの負担にならないようなダイエットの工夫が必要です。

食事のタイミングや量を一定化する

肥満体型のワンちゃんには、食事の回数を増やし1回の食事量を減らすことで、総合的な食事量を減らすことで肥満対策を行いましょう。食事量の変化や時間帯の変化でワンちゃんの胃にストレスを与えないよう、食事量を均等にし同じ時間帯で食事を与えることが大切です。生活のリズムができるとワンちゃんも、過ごしやすい環境下で体重を減らす工夫をすることができます。

与えすぎを防ぐ

ワンちゃんにおねだりをされると、つい追加のごはんを与えたくなりませんか。お腹が空いてるのかもと考えてしまうかもしれませんが、肥満体型であれば日頃のごはんを取りすぎている可能性が高いです。食事量を極端に落とす必要はありませんが、ごはんを与えすぎないよう気を遣うことは大切です。特に炭水化物や脂質の多いごはんは、カロリーを増やしてしまうので多量の摂取を抑える必要があります。

少しずつ運動量を増やす

肥満体型になったワンちゃんには、食事の回数や食事量を調整するだけでなく、適切な運動量が必要です。少し長めに散歩をしたり、ボール遊びを加えたりすることで、ワンちゃんの運動量を増やしてみましょう。しかし、極端に運動量を増やしてしまうと、体がついていかなかったり、反対に骨や筋肉に負担を与えてしまう可能性もあります。いきなり運動量を増やすことは避けて、筋肉や骨の健康が維持できるほどに運動量を増やすようにしましょう!

年齢別に必要な栄養素

年齢別に必要な栄養素を知っておくことで、体型だけでなくそれぞれの年齢に必要な栄養素を意識したごはんを与えることができるようになります。成犬期や老犬期は、幼犬期よりカロリーを少なめにするなどの情報がわかれば、肥満体型を防止することにも繋がります。年齢別に必要な栄養素を知り、ワンちゃんの体重を維持しましょう。

幼犬期

ボストンテリアの幼犬期は、生まれてからおおよそ10ヶ月と言われています。この10ヶ月間に小型犬であるボストンテリアは、成犬になるための成長をします。そのため、この時期にはエネルギー量が高かったり、体を作るための栄養が必要となります。エネルギーを作る炭水化物や脂質を多く取り、体を形成するためのタンパク質やミネラル、カルシウムなど豊富な栄養素を摂取する必要があるのです。肥満にならないよう与えすぎには注意をする必要はありますが、幼犬期はカロリーを少し多めに取っても問題がないときです。食事量についても、1日に3~4回の食事を与えるなど、回数を多めに取ると良いでしょう。しかし、幼犬期は10ヶ月と長くはないので、長い期間ごはんの量を増やしてしまうと肥満を起こす原因にも繋がります。

成犬期

成犬期は、体の健康を維持することが、ごはんを与える目的となります。そのため、成長に必要だったほどのカロリーを摂取する必要はなく、体の健康を維持するためのタンパク質を多めに摂取する必要があります。エネルギーを作りだす炭水化物や脂質は少なめにして、低カロリー高タンパク質の栄養を取るようにしましょう。10ヶ月~1年が経った後、極端に食事量を落とす必要はありませんが、体の成長が止まって来たら食事量を減らすことも大切です。1日に3~4回取っていた食事を、1日に2~3回へと減らしてみましょう。小型犬の成犬期は8歳頃までとされているので、体や顔の肉つきを確認しながら食事量を調整して、ばらつきのない時間帯にごはんを与えることが大切です。

老犬期

老犬期には、睡眠時間が増え運動をする時間が軽減することになります。そのため、成犬期と同様に炭水化物や脂質などカロリーを取りすぎない食事をすることが重要です。老犬期は、筋肉を衰えさせないための食事も必要となりますので、タンパク質を多めに取るようにもしましょう。成犬期同様、低カロリー・高タンパク質の食事を意識する必要があるのです。しかし、食事量は成犬期より少し減らしてみましょう。またシニア期に入ったボストンテリアには、骨や関節の健康を維持するため、グルコサミンやコンドロイチンを適切に取る必要もあります。運動を激しくしてしまうと体を壊してしまう恐れもあるので、老犬期に入る前に肥満対策を行っておくと良いでしょう。

体型に合わせた食事方法

最後に、体型別に合わせた食事方法を紹介させて頂きます。紹介させて頂く食事量や回数は目安としてですので、ご自身のワンちゃんの様子を見ながら食事量や回数を調整するようにしてみて頂けると幸いです。体重・体型チェクをして、ワンチャンの脂肪や筋肉の付き方を確認しながら、適切なごはんを与えてみましょう!

痩せ

体型が「痩せ」であるワンちゃんには、食事の回数や食事の量を増やす工夫が必要です。肋骨周りのお肉を触ってみた際、肋骨がくっきりとしすぎていませんか?幼犬期~成犬期のはじめであれば、必要であるカロリーやタンパク質が足りていない恐れがあります。カロリーが取れる炭水化物や脂質、体を作るタンパク質を多く取るようにしましょう。また、食事回数については幼犬期であれば4~5回ほどに食事量を増やしてみると良いかもしれません。ドッグフードにより、1日に取るべき量は異なりますが、日頃与えている量よりも少し多めのごはんを与えるようにしましょう。その際、体重に骨や関節が耐えられるよう、カルシウムやミネラルが含まれているごはんを用意することも重要です。

普通

体型が「普通」のワンちゃんであれば、現在の食事量や食事の回数が適切である可能性が高いです。ワンちゃんの様子を確認しつつ、一定の回数・一定の食事量でごはんを与えてみましょう。今後のワンちゃんの健康を考えて、年齢別に必要な栄養素を取り込んでおくとよいかもしれません。老犬期の筋肉や骨が衰えないよう、チキン中心のタンパク質をとったり、コンドロイチンやグルコサミンが含まれるごはんを与たりすると、ワンちゃんの健康維持に繋がります。老犬期に入ったら、運動量・エネルギー消費量が減るので、少しご飯を減らすなどの対策を取りましょう。

肥満

肥満体型のワンちゃんには、食事の回数を減らし1回の食事量を増やすことで、1日の総合的な食事量を減らす対策が必要です。ごはんについては、カロリーを増やしてしまう炭水化物や脂質を減らしましょう。筋肉をつけるタンパク質は、幼犬期・成犬期・老犬期の期間において重要ですが、カロリーを取りすぎているのであれば、タンパク質も少し少なめにしてみるとよいかもしれません。ドッグフードの中には、肥満体型向けに栄養素を調整したごはんもあります。年齢別に必要な栄養素を落としすぎず、体回りの脂肪を落としていく工夫が必要です。食事制限だけでは、健康維持に必要な筋肉をつけることはできませんから、ワンちゃんの体の負担を考えながら、運動を行うようにしましょう。

ボストンテリアの理想体重を維持しよう!

ボストンテリアの体重維持が大切な理由と体重維持をするための対策方法、いかがでしたでしょうか?体重チェックを行ってみることで、あなたのワンちゃんが肥満になっていないか確認をすることができます。年齢や体型に合わせて、食事量・食事回数を調整してしましょう。体重管理をすると、ワンちゃんにとって健康な生活を維持するサポートに繋がります。この記事を参考に、ワンちゃんの体型を維持する手助けができたのであれば幸いです。

 

ボールで遊ぶボストンテリア

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