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ビーグルの体質に合わせたおすすめドッグフード選びのコツ

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2018.09.14

ビーグルってどんな犬?

ビーグル

ペット業界で常にトップの人気を誇る犬には、様々な種類があります。その中には、元々狩猟や牧畜のための犬種だったものが、ペットとして飼われるようになった犬種もあります。ビーグルもそのような犬種の1つです。元は狩りのお供として活躍していた犬種です。

おっとりとした表情が愛らしいビーグルは、俊足で獲物を追い詰めるタイプではなく、根気よくいつまでも追跡することを得意としています。追いかけながら鳴き続ける追い鳴きという習性を持っており、主人であるハンターに、獲物がどっちへ逃げたかを教えながら追いかけるのです。走りながら鳴くのですから、かなりの体力が必要です。このような狩りの手伝い方からもわかるように、豊富な体力と優れた嗅覚が、ビーグルの特徴です。

現在では、ペットとして可愛がられる以外にも、嗅覚を活かして空港や港での検疫探知犬としても活躍しています。

元々猟犬であったため、じっとしていることは苦手で体を使った遊びを好みます。やんちゃな性格で、飼い主に遊んでほしいとアピールしたり、後をついてきたりすることもあります。

またビーグルには、攻撃性が低いという長所もあり、小さな子供のいる家庭でも飼いやすい犬です。元猟犬といっても、自ら獲物を仕留めるのでなく、ハンターに獲物の居場所を教えるのがビーグルの役目でした。ビーグルにしてみれば、かくれんぼや鬼ごっこ感覚だったのかもしれません。といっても、成犬だと12〜15kgと大きくなるので、じゃれているはずみでの怪我には、十分注意が必要です。

ビーグルは、身体も比較的丈夫で病気にもなりにくい犬種です。犬の飼育が初めて、という方にもお世話がしやすい犬種です。

ビーグルがかかりやすい病気

愛犬の健康管理も飼い主の責任

愛らしい見た目、やんちゃな性格、低い攻撃性、病気にもなりにくい強い身体と比較的飼育しやすいビーグルですが、全く病気と無縁というわけではありません。普段の生活習慣に気を配り、健康でいられるようにすることは、飼い主の大きな責任です。身体の強いビーグルですが、その容姿や体格が原因でかかりやすい病気があります。それは、外耳炎、アトピー性皮膚炎、椎間板ヘルニアの3つの病気です。それぞれどのような病気なのか、何が原因で発症するのか、飼い主として普段気をつけておくべきことを紹介します。

外耳炎

外耳炎とは、耳の外耳道と呼ばれる場所に起きる炎症です。外耳道が耳垢などで汚れジメジメした環境が続くと、そこに雑菌が繁殖することで炎症が引き起こされます。

これは、ビーグルのような垂れ耳の犬種全般に起こりやすい病気です。犬以外でも、ロップイヤーという耳の垂れたうさぎでも要注意の病気です。耳がピンと立っていれば通気もよく、汚れも飼い主が気付きやすくなるのですが、垂れ耳だと蒸れた環境になり、飼い主の発見の遅れがちです。日常のブラッシングやシャンプーなどのケアのついでに、必ず耳の中も覗くようにしましょう。そして定期的に耳掃除をしてあげることが外耳炎の予防に大切なことです。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、人間の子供でもよくかかる病気です。ハウスダストや花粉、化学物資などのアレルゲン(アレルギーを引き起こす原因物質)が、皮膚に付着することで、皮膚が炎症を起こす病気です。ひどい痒みや湿疹を引き起こすので、ひどい状態になると掻きむしって、毛が抜けたり、皮膚を傷つけて出血し、化膿したりすることもあります。

アトピー性皮膚炎を予防するためには、生活環境をできるだけきれいにする、こまめなブラッシングを行いアレルゲンの付着を予防する、免疫力を高めるなどが主な手段です。このうち免疫力を高めるために、大切なのが食事の内容です。栄養バランスの取れた食事を続けることが免疫力アップには重要です。

椎間板ヘルニア

これも人間でもよく聞く病気です。肥満や骨の老化などが原因で、椎間板への負担が増えることで発症します。椎間板が損傷し、椎間板物質が飛び出てしまうことで、神経を圧迫しひどい痛みが起こります。神経への圧迫状態がひどくなると、四肢の麻痺などを引き起こすこともあります。

予防としては、体重管理と丈夫な骨を保つ食事です。ビーグルは、かなり大食いの犬種としても知られています。もっともっとと餌をねだることもあります。喜んで食べてくれるので、ついつい多めにあげてしまいがちですが、肥満にならないように慎重に餌の量はコントロールしましょう。また、餌には骨を丈夫にするカルシウムなどの成分も配合されているものがよいでしょう。

食事以外の対策としては、硬い床や段差の移動に注意するようにしましょう。ビーグルは身体のバランスの割に足が短い犬種で、移動時の衝撃を上手く足で分散させることが苦手です。衝撃が骨を少しずつ痛める可能性があるので、室内飼いの場合は行動範囲内の段差を減らし、クッション性の高い床材を使用するなどの配慮もしてあげたいところです。

愛犬に健康で長生きしてもらうには食事が大事

ビーグルがかかりやすい病気として、外耳炎、アトピー性皮膚炎、椎間板ヘルニアを紹介しました。このうちの2つ、アトピー性皮膚炎と椎間板ヘルニアの予防には、普段の食事内容が大きく関わっています。つまり、どのようなドッグフードを与えるかが、ビーグルの健康長寿に影響するということです。

多くのドッグフードがあり、硬さや形状、原材料、価格も様々です。そこでまずは、ドッグフード選びの指針を紹介します。

1つめは、着色料や保存料などの人口添加物を使用していないものを選ぶこと、です。カラフルなドッグフードは見た目にかわいいので、愛犬にも与えたくなりますが、人口着色料は決して健康のプラスにはなりません。

2つめは、原材料に穀物を多く使っているものは避けましょう。小麦やとうもろこしなどの穀物を使ったドッグフードは、満腹感も得やすく、好む犬も少なくありませんが、アレルギーを引き起こしやすい物質でもあります。また、犬の消化器は穀物の消化には向いていないので、下痢や軟便の原因になることもあります。

3つめは、安いドッグフードを避けることです。安いドッグフードは原材料で品質の劣るものを使用していたり、それをカバーするために多くの添加物を使用したりする傾向が高くなります。

ドッグフードを選ぶときには、この3点は絶対条件として厳守して選ぶようにしましょう。

ビーグルの体質にあったおすすめドッグフード

前項であげたドッグフードの選び方は、言わばドッグフード選びの基本です。そこに犬種や犬の好み、体質に合わせたドッグフードを探してゆくことになります。ビーグルの場合は、何よりもアトピー性皮膚炎対策が第一になるので、免疫力強化に適したドッグフードを選びましょう。そのポイントは、前項の3つに加えて、良質のタンパク質を使用していること、オメガ3脂肪酸など良質な油を使用していること、の2点です。

本来犬は肉食性の動物です。現在は雑食に近くなってはいますが、それでも餌は良質な動物タンパク質がメインであることが健康な身体づくりには欠かせません。ドッグフードの成分比率で動物性タンパク質が少なくとも50%以上のものを選びましょう。

オメガ3脂肪酸は、DHA、EPA配合のようにパッケージに書かれている製品を選べばよいでしょう。DHA、EPAはどちらも人間用の健康食品としても有名な成分です。免疫力を高め、炎症が起きにくくする作用もあるので、ビーグル用のドッグフードにはぜひ取り入れたい成分です。

色々と細かな条件をあげてきましたが、最後に具体的にどのドッグフードならこれらの条件をクリアしているかを紹介して終わります。

まず、モグワンです。穀物不使用であること、栄養バランスが優れていることがおすすめの理由です。ビーグルはもちろん、他の犬種にもおすすめできるドッグフードです。次にカナガンです。モグワンに比べるとタンパク質の比率が高いので、食べ過ぎに注意しながら与えるようにしましょう。

食事の管理は、愛犬の健康状態を把握するためにも大事なことです。食いつきや排便の状態の観察も怠らず、愛犬が快適に過ごせる配慮を怠らないようにしましょう。

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