グレートピレニーズドッグの食生活
グレートピレニーズドッグは体が大きい割には、食べる量が少ないといわれています。また、なかなか思うように食べてくれないという声もあります。グレートピレニーズドッグという犬種はもともと基礎代謝が低く、先祖は牧羊犬として働いていましたから食事の量が少なくても長時間の仕事に耐えてきた遺伝子をもっています。
ですから、体の大きい割に食べないからといって、必要以上に心配することはないでしょう。グレートピレニーズドッグはヨーグルトなどの乳製品を好むようですから、ドックフードにヨーグルトをまぜてやると食べやすいかもしれません。しかし、たまにヨーグルトや牛乳に含まれる乳糖に反応して下痢を起こす犬もいますから、乳糖を含まないヨーグルトを選んでやりましょう。
グレートピレニーズドッグは食事を過剰に与えると、毛づやが悪くなったり、肥満になったりして、グレートピレニーズドッグらしさがなくなってしまいます。肥満になるとこの犬種のような超大型犬は関節炎を引き起こす要因となりますから、注意が必要です。
ドッグフードの基本的な選び方
栄養バランスがいい
栄養のバランスがいいドッグフードだと、抜け毛がなく毛並みもよくなります。また涙やけにはならずウンチが固くなったりもしません。その逆に栄養のバランスが悪いドッグフードでは、抜け毛が多くなったり、毛並みが悪くなります。また涙やけができやすくウンチが固くなったりします。
このように栄養のバランスがとれたドッグフードを与えることは、犬の健康を考えたときに大変重要な問題になります。良いドッグフードで理想的な栄養バランスは、動物性たんぱく源を60%、ビタミン、ミネラルを40%という比率にしています。グレートピレニーズドッグはどちらかというと抜け毛が多い犬種ですから、こうした栄養バランスを整える必要があります。
無添加で製造されている
昭和60年代に入ってからドッグフードの防腐剤に関して問題視されるようになりましたが、実際に添加剤を規制する法律ができたのが、平成21年になってからです。それまではペットフードの防腐剤や酸化防止剤の使用はほぼ野放し状態でした。
しかし残念ながら現在でも、その法律が施行したにも関わらず、改善されていないようです。酸化防止剤にはBHAやBHTといった発がん性物質が含まれています。発がん性物質を与え続けると、がんを発症したり血管や内臓の出血やうっ血が起こったりして命の危険が高まります。
添加物が問題視されていた昭和60年代から、脱毛や湿疹といったアレルギー症状のある犬に、それまで防腐剤が添加されていたドッグフードを与えることをやめると、とたんに症状が改善したと複数の獣医師が証言していました。しかし業者からの圧力で、その後もずっと使用を許可してきた経緯がありました。
ミートと呼ばれる、4つの肉
- 死んだ動物の肉 DEAD
- 病気で死んだ動物の肉 DISEASED
- 死にかけた動物の肉 DYING
- 怪我をした動物の肉 DISABLED
これらの頭文字をとって粗悪な肉の事を4Dミートと呼んでいます。そんな4Dミートを含んだドックフードを与えていると、抜け毛が増える、毛並みが悪くなる、肌のアレルギー症状がでる、吐き出す、涙やけなどの症状がでます。
この4Dが含まれているドックフードを見分けるには、パッケージの成分表に「ミートミール」「肉の副産物」という表示があれば4Dです。他にも気をつけたい成分名に、小麦、とうもろこし、肉類、ビートパルプ、塩、動物性油脂、大豆ミール、着色料といったものがあります。
動物性たんぱく源が豊富なこと
健康的で丈夫な身体を作り、艶のあるきれいな毛並みにするためにも動物性たんぱく質は必要な栄養素になります。グレートピレニーズドッグのような大型の犬種は特に動物性たんぱく質が必要になります。ドックフードは主原料が肉であり、粗たんぱく質が50%以上含まれるドックフードを基準に選ぶのがいいでしょう。
穀物を一切含まないドックフード
穀物を一切含まないものを「グレインフリー」といいますが、犬はもともと穀物を消化するのが苦手な生き物です。それは穀物に含まれるデンプンを消化するアミラーゼという消化酵素が犬の唾液に含まれていないからです。
安い市販のドックフードには穀物を含む商品が多くあります。穀物を含んだドックフードを食べ続けると犬は唾液にアミラーゼを含んでいませんから、消化不良を起こしてしまいます。ドックフードには穀物が一切含まれていない商品を選びましょう。
低炭水化物を選ぶ
ヘルシーな低炭水化物のドックフードであれば、グレートピレニーズドッグのような大型犬でも、体重が増えないように管理しやすくなります。カロリーが高く、高炭水化物のドックフードを食べ続けていれば、犬はどんなに運動しても太ってしまいます。
サツマイモなどがドックフードに含まれているとエネルギーの消費に時間がかかります。そのため腹もちがよくなってドックフードの量も減らせますから、ダイエットにも最適です。
ドライフードのメリット
ドライフードを食べさせることで、歯周病の予防になりますし餌の量を減らすメリットもあります。ウエットフードだと歯間や歯茎に食べかすが残ってしまい、歯周病の原因になりますから食後のケアも必要になってきます。ですがドライフードだと、食べかすが歯石などを食べながら取り除くことができます。
グレートピレニーズドッグにおすすめのドックフード「モグワン」
「モグワン」はなぜ人気があるのか?
ドックフード「モグワン」の特徴は
- 食いつきが良い
新しいドックフードに変えた時にもっとも気になるのが、「食べてくれるのか?」という食いつきが良いかどうかということでしょう。モグワンは試食会で「97.8%の犬が食べた」という今までのドックフードになかった食いつきの良さがあります。 - 安全な無添加なドックフード
4DミートやBHAやBHTといった発がん性の酸化防止剤などの添加物が一切入っていませんから、安心して与えることができます。 - 穀物を一切使用していない
穀物を一切使用していませんから、唾液にアミラーゼという消化酵素を含んでいない犬にとっても消化不良を起こすことがありません。 - ヒューマングレード
「モグワン」はその名の通り人間でも食べられるものです。「人とペットで食べるものの基準が一緒」というコンセプトのもとにこだわりの原材料で作られています。
などがあります。
低脂肪で低炭水化物なヘルシードックフード
チキンやサーモンといった動物性たんぱく質や、普段は犬があまり口にしない野菜や果物なども、バランス良く取り入れているからヘルシーなドックフードです。
全犬種全年齢で食べやすいサイズと形状
「モグワン」はグレートピレニーズドッグのような超大型犬から小型犬まで食べやすいサイズ(10㎜の粒)になっています。また、子犬から食が細くなってくるシニア犬でも食べやすい形状とサイズになっています。ドーナツ型の形状は中央が空洞になっていて、噛み砕きやすぐ、消化不良を起こしにくくなっていますからシニア犬でも安心して食べられます。
グレートピレニーズドッグにおすすめのドックフード「カナガン」
厳選された健康的な原材料
チキン
新鮮な鶏肉を贅沢に使用しています。鶏肉はタンパク質、ビタミン、リン、セレンといった栄養素を豊富に含んでいます。
サツマイモ
サツマイモは消化が良く、元気に動き回る犬をサポートします。また時間をかけて吸収するため、犬の体に負担がかからないように設計されています。
海藻
海藻は栄養価が高く、ミネラルを豊富に含んでいますから愛犬の健康を維持させます。海藻の栄養素であるヨウ素が健康的に体を守ってくれます。
マリーゴールド、クランベール、カモミール
マリーゴールドは健康維持に効果的で、クランベリーはビタミンCを豊富に含み愛犬の体のコンディションを整えてくれます。またカモミールはリフレッシュ効果があるといわれています。
グレインフリー(穀物不使用)のこだわり
とうもろこしや小麦などの穀物類は、体に負担がかかる食材だといわれています。犬はもともと唾液に「アミラーゼ」というデンプン質の炭水化物を分解する消化酵素がありませんから、穀物を食べることで消化不良を起こしてしまします。安価なドックフードほど、かさ増しのためにこの穀物類が含まれています。
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