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愛犬がドッグフード(ドライフード)を食べない、その理由と食べさせる方法は?

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2019.03.05

飼っている犬が、急にドライフードを食べなくなってしまった!…そんな経験をお持ちの飼い主さんも多いのではないでしょうか。犬を飼っている多くの人が、一度は悩みを抱える問題のひとつです。突然ご飯を食べなくなると、「病気かも…」と不安になってしまいますよね。

しかし、実際には病気以外でドライフードを嫌がるようになっている可能性も考えられます。そのいくつかのケースと、対処法について詳しく見て行きましょう。

 

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ドライフードが嫌い!?わがままで食べないの?

ワンちゃんがドライフードを嫌がるようになったら、まずは、ただの「わがまま」なのかどうかを確かめるようにしましょう。ドライフードは食べないけど動き回るような元気があったり、他のご飯を口にしたりするようであれば、わがままの可能性が高いです。

特にわがままの原因となりやすいのが、ジャーキーや缶詰など、嗜好性の強い食品です。これらの食べ物は味や匂いで「おいしい!」と感じさせる効果が高く、そのおいしさを覚えてしまうと元の食生活に戻れなくなってしまうことがあります。人間でも同じように、小さい頃におやつを食べ過ぎてご飯が食べられなくなってしまうことがありますよね。それと似たようなものです。このようなケースでは、飼い主が食事管理としつけによって、ワンちゃんの食生活をコントロールしてあげなくてはなりません。

また、一時的なストレスによって食事が喉を通らないケースもあります。犬は非常にデリケートな動物です。周囲の環境が変化したり、遊んでもらえなくなったりすると、すぐにストレスを抱えてしまいます。例えば、生活している部屋が変わったり、気温や湿度の影響を受けたりなどストレスの原因は様々です。異臭や騒音がストレスの元になっていることもあります。

老犬の場合であれば、新陳代謝が落ちたことが原因でドライフードが食べられなくなってしまっていることも考えられるでしょう。犬も人間と同じで、歳を取ると内蔵の機能が衰えてしまい、食欲が減退してしまいます。特に、消化しづらいドライフードのような硬い食べ物は避けるようになるでしょう。高齢になると、他にも食欲不振の原因となる様々な病気にかかっている可能性も考えられるので、そうした場合には細かな原因を自分たちだけで特定するのは難しくなります。ドライフードを食べる量が減る程度であれば自然なことですが、同時に病気の症状などが確認できる場合にはお医者さんに相談してみてください。

中には、ドライフードが食べたくても食べられなくなってしまっているようなケースも存在します。例えば、虫歯や口内炎で硬いものを食べにくくなってしまっていたり、異物が胃の中に入って臓器を圧迫しているなど、ワンちゃんによって原因は様々です。こうしたケースだと、食欲があっても口にできないのでとてもかわいそうですよね。心当たりのある場合には、口の中を見てあげたり、病院で検査をしてもらうようにしましょう。

基本的には、わがままでドライフードを嫌いになっているだけの場合が大半です。しかし、原因によっては早急に対処すべき事態であることも考えられるので、飼い主さんがしっかりと見極めることが重要になります。ひとつのことにこだわるのではなく、上で述べたようなあらゆる可能性を探ってみるのがポイントです。

ドライフードを食べさせるコツは?

それでは、愛犬にドライフードを食べてもらうためにはどうすれば良いのでしょうか?ここでは主に、わがままが原因である場合の対策を紹介します。

一度ワンちゃんがわがままな性格になってしまうと、従順な性格になるまで時間を要する可能性があります。そのため、時間をかけて少しずつ食生活をコントロールしてあげる、という意識を持つ所から始めましょう。こうやって聞くと、とても大変なように思えるかもしれません。しかし、ドライフードを食べさせるための方法自体は非常にシンプル。ドライフード以外の食事を与えないようにする、これだけです!飼い主さんがジャーキーなど他の食べ物を一切与えないようにして、厳しく食事管理を行います。

ただ、簡単な方法ではありますが、食事を与えるタイミングや下げるタイミングが非常に重要です。ドライフードを器に盛ったら、まずはしばらく様子を伺ってみましょう。そして、20~30分しても手を付けないようであれば、思い切ってすぐに片づけてしまいます。食べ物を放置し続けると、ワンちゃんは「いつでもご飯が食べられる」という考えを持つようになるため、食事への好奇心が薄れてしまいます。そこで、食事の時間を限定的にして、「特定のタイミングでしか食べ物が与えられない」という意識付けをさせていくのです。食べ物を与えないことを心苦しく思う方もいるかもしれませんが、犬は丸1日何も食べなくても平気で生きていけるだけの強さは持っているので、しばらく食事を下げた状態を続けても全く問題ありません。わがままの癖が強ければ強いほど、長い時間、食事制限を行う必要があります。

それでも中々ドライフードに興味を示さないようであれば、好きな食べ物やトッピングを少しだけ混ぜてみるのもひとつの方法です。犬は嗅覚が鋭いので、好きな食べ物が少しでも含まれていれば、匂いにつられてやってきます。食いつきも良くなるので、全く症状が改善しない場合には、好みの食べ物を半分くらい混ぜてしまっても構いません。それから食事を与える度に混ぜる量を減らしていって、最終的にはドライフードのみで食べられるよう調整していきましょう。

わがまま以外が原因でドライフードを食べないケースでは、お湯でふやかして柔らかくしてあげることで症状が改善される可能性があります。ドライフードは、他の食べ物と比べて硬いのが特徴のひとつです。口内環境が悪かったり、臓器が弱っていたりすると、その硬さが原因でドライフードを嫌いになってしまっていることも考えられます。

愛犬がドライフードを食べなくなってしまったら、以上2つの方法をまずは試してみてください!

 

それでも食べないならドッグフードを変えてみよう

色々な方法を試してみたけど、やっぱり食べてくれない…そんな時にはドッグフード自体を変えてみるのがおすすめです。いくら食事制限やしつけを行っても、ワンちゃんとドライフードの相性が悪ければ意味がありません。犬にも様々な品種があり、嗜好も個々でそれぞれ違ってくるため、そのワンちゃんに適したドッグフードを見つけてあげることが大切です。

 

そこで、それぞれ3つの観点から選んだおすすめのドッグフードを紹介します。

「モグワン」

ドライフードへの嫌いが激しく、食いつきの悪さで困っている方には「モグワン」がおすすめです。モグワンは、特に食いつきの良さにこだわって作られた商品で、試食会で約98%のワンちゃんが好んで食べたとされています。犬だけでなく、人間でもおいしそうに感じられるほど芳醇な香りを持つのが大きな特徴です。犬は嗅覚で食べ物を判別する傾向が強いため、香りによって食いつきを誘います。

添加物で味や香りを誤魔化しているのでは?と思う方もいるかもしれませんが、安心してください。モグワンには余計な添加物は含まれていない上、カロリーや脂質が低いので健康面にも配慮が行き届いています。価格は少し高いのが難点ですが、他のドライフードを食べてくれないワンちゃんに対して高い確率で効果が期待できるでしょう。

モグワンについて詳しく見る

「ナチュロル」

食品の安全面にこだわりたいのであれば、「ナチュロル」がおすすめです。獣医師が商品の開発に携わっているという点が大きな注目ポイントとなっています。ほぼ無添加はもちろんのこと、厳選した良質な原材料を使用するなど食品としての質が非常に高く、どんなワンちゃんにも安心して与えられます。その上、国産というのも嬉しいポイントです。海外産のドッグフードは輸入によって日本に送られてくるため、どうしても新鮮なうちに届けられないというデメリットがあります。国産のドッグフードなら新鮮なおいしさを味わえるだけでなく、高い栄養価を保った状態で手に入れることができます。また、日本製のドッグフードとしては初めてビタミンCの配合を実現させており、不足しがちなビタミンを補うことが可能です。ビタミンCの摂取は免疫力をアップさせる効果があるため、愛犬の健康寿命を伸ばすことに繋がります。ここまで品質にこだわっていながら、お値段が他の高級ペットフードほど張っているわけではないので、コストが気になる方も注目です。

ナチュロルについて詳しく見る

「いぬはぐ」

愛犬の健康を重視したいという方は、イギリス産のドッグフード「いぬはぐ」を試してみてはいかがでしょうか。イギリスと言えば、動物愛護先進国として有名な国ですから、ドッグフードの質には定評があります。国産の安いものだと、かさ増しをするための余計な材料や添加物が多量に含まれていたりしますが、イギリスの商品であればそうした問題がほぼありません。それどころか、人間でも食べられるほどの質(ヒューマングレード)を実現しており、愛犬に安心して食事を与えることができます。お値段が少し気になりますが、ワンちゃんに本当に必要な栄養素だけを凝縮して詰め込んでいるので、価格相応の価値はあると言えるでしょう。

いぬはぐについて詳しく見る

 

 

もしかしたら病気?病気かもしれない時の見分け方は?

何を試しても愛犬がドライフードを食べない…そんな場合には、病気を患っている可能性も視野に入れた方が良いでしょう。犬は丸1日食事を摂らなくても問題ないと上でも述べましたが、一般的な成犬であれば最低2~3日まで食べなくても生きていくことができます。そのことを踏まえて、まずは2日だけ様子を見てみましょう。その間に、ワンちゃんをよく観察しながら何か変化がないか確かめてあげます。ただし、成熟していない子犬や老犬の場合には、1日を様子見の限度にしてください。その間に病気の症状と思われるものを発見したら、すぐに病院へ行きましょう。

・口内環境の悪化

ワンちゃんがご飯を食べられなくなる病気として最も有名なのが、虫歯や歯周病です。多くの犬が口内環境に問題を抱えていると言われており、悪化すると痛みや歯のぐらつきからドライフードを嫌がるようになってしまいます。日ごろから歯磨きなどのケアを行っていない場合には、程度に差はあれど歯周病である可能性が高いと言えるでしょう。心当たりのある飼い主さんは、ワンちゃんの口の中をよく観察してみてください。歯垢や歯石が溜まっていたり、歯茎が腫れていたりすれば、高確率で口内環境の悪さが原因です。直接口内を見てもよく分からない場合には、臭いで判断する方法もあります。歯周病にかかっていると強烈な口臭を発するようになるため、口に鼻を近づけて臭いを嗅いでみると良いでしょう。病院で治療した後も、定期的なケアが必要になるので忘れないように注意してください。

・犬風邪

私たち人間の中で最も身近な病気と言えば、風邪ですよね。犬も我々人間と同じように、風邪と似た症状を引き起こすことがあります。「犬風邪」は、細菌が呼吸器に感染して炎症を引き起こし、せきや鼻水などの症状があらわれる病気です。風邪を引いている間は食欲が減退してしまうため、ドライフードを食べないことがあります。特殊なウイルスでなければ、人間と同じように軽い症状で済むことが多いので2~3日程度ですぐに治るでしょう。しかし、住む環境や育て方・体力によっては重大な問題へ発展する可能性もあるので注意してください。

・消化器疾患

胃や腸などの消化器官に異常をきたし、食べ物を受け付けなくなってしまうのが消化器疾患です。普段から食べ慣れていないものや、腐ったもの・ウイルスの付着した食べ物を食べた際に症状が起こります。急性胃腸炎と呼ばれる一時的なものであれば大きな問題になることは少ないのですが、中には慢性的な下痢や便秘を引き起こす病気も存在します。特に、大腸炎になると長期的な症状に苦しめられてしまう可能性があるので、下痢などの症状が続く場合にはお医者さんに相談しましょう。

まとめ

愛犬がドライフードを嫌がるのは、その種類や病気が原因であることも考えられますが、まずは「わがまま」でないか否かを確かめる所から始めることが大事です。ただの性格の問題なのに、食事を変えたり色々な病院を回っていては無駄な出費が続いてしまうかもしれません!特に病気の症状も見られず元気な様子であれば、心を鬼にしてわがままな性格を直してあげましょう。

 

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