「なんだか最近うちの子毛並みが悪くなったなぁ」と感じている飼い主さん。毛並みや毛ヅヤが悪くなる要因の1つに、ワンちゃんの食事が関係している事をご存知ですか?
今回は食事と毛並み・毛ヅヤとの関係と毛並みが悪くなる原因からおすすめのドッグフードまでご紹介していきます。
毛並みや毛ヅヤが悪い要因の1つはドッグフードや食生活
毛並みや毛ヅヤが悪くなる要因は栄養不足にあります。ワンちゃんの日々の食事はドッグフードがメインになっていると思います。そのドッグフードに、1日に必要な栄養素がきちんと配合されていない場合、毛並みや毛ヅヤが悪くなる事があります。栄養不足になると、毛並みや毛ヅヤの悪化の他、毛量が減ってくることもあります。
また、安価なドッグフードには防腐剤や着色料、香料などの人工添加物が配合されていて、ワンちゃんの消化を妨げてしまい、腸内環境が悪化し、結果として毛並みや毛ヅヤが悪くなる事もあります。
もし愛犬の毛並みや毛ヅヤがいくらブラッシングをしても良くならない場合は、ドッグフードを見直す事を検討してください。
毛ヅヤや毛並みを良くする為に必要な栄養素
では、毛並みや毛ヅヤを良くする為に必要な栄養素について解説していきます。
良質なタンパク質
タンパク質は血液や筋肉、皮膚等を作る為に必要です。毛も同じくタンパク質から出来ています。ワンちゃんの健康なカラダづくりには欠かせない栄養素です。タンパク質は肉や魚・卵といった「動物性タンパク質」と豆類や穀類などの「植物性タンパク質」があります。犬は植物性タンパク質よりも動物性タンパク質を多く食事から取り入れる事を心がけましょう。とういうのも、動物性タンパク質は体内では生成できない9種類のアミノ酸(必須アミノ酸)が良いバランスで含有されている点、そしてワンちゃんは動物性タンパク質を消化しやすい性質という点がその理由です。
もしお手元のドッグフードの原材料の表記にコーンなどの炭水化物が最初に記載されているものだとタンパク質の割合が少なく、必要な量のタンパク質が接種できずに毛並みや毛ヅヤが悪くなってしまっているのかもしれません。選びたいドッグフードは原材料の記載の一番始めが肉類などのタンパク質が書かれているものです。
脂質
脂質不足も毛並みや毛ヅヤが悪くなる要因です。脂質は3大栄養素の1つで、体を動かすエネルギー源です。活動のエネルギーの他、皮膚や毛を健康な状態に保つ役割でもあります。
脂質はタンパク質などほかの栄養素よりもカロリーが高く、接種しすぎると肥満になりやすくなってしまいます。脂質は量よりも質が大切です。牛や豚など肉類の脂身やバターなどに含まれる「飽和脂肪酸」は体内でも作りだす事ができるのでドッグフードにたくさん入れる必要はありません。
良質な脂質としておすすめなのが「オメガ3」や「オメガ6」といった必須脂肪酸です。この必須脂肪酸は体内では作られない為、食事から接種する必要があります。
・オメガ3が含まれている食材
鯖/イワシ/サンマ/鯵/ナッツ類/亜麻仁油/えごま油
・オメガ6が含まれている食材
大豆油/コーン油/ひまわり油
ビタミン
ビタミンも毛並みや毛ヅヤに影響を及ぼします。ビタミンはキレイな皮膚や毛を保つために必要な栄養素で、不足すると毛並みが悪化したり、皮膚トラブルに発展する事があります。また、ビタミンは採り過ぎも良くないので気を付けましょう。
毛並み・毛ヅヤを改善したいワンちゃんにおすすめのドッグフード3選
ナチュロル
国産プレミアムドッグフードのナチュロルは毛並みや毛ヅヤの改善におすすめできるドッグフードです。
まずは原材料を見ていきましょう。
牛生肉(北海道・兵庫県産)/鶏生肉(兵庫県産)/馬生肉(カナダ産)/魚生肉(兵庫県産)/タピオカ(タイ産)/魚粉(北海道・長崎県産)/紫さつまいも(タイ産)/チーズ(国産)/ココナッツ(フィリピン産)/りんご繊維/鶏粉末/胡麻/ひまわり油/乳清/安定・持続型ビタミンC/天然バイオフラボノイド/海藻/脱脂粉乳/オリゴ糖/乳酸菌
毛並みや毛ヅヤを改善する時に採りたい栄養素としては、
- タンパク質:新鮮牛生肉・新鮮鶏生肉・新鮮馬生肉
- 必須脂肪酸:新鮮魚生肉・ひまわり油・ゴマ
- ビタミン:安定・持続型ビタミンC
これらが含まれています。
ナチュロルは成分全て無添加。グレイン・グルテンが入っていません。新鮮な肉類が55%とタンパク質がたっぷり入っています。ナチュロルの特徴的な所は
「安定・持続型ビタミンC」が配合されている点です。ビタミンCは免疫力アップや抗ストレス作用・抗がん作用など健康的なカラダづくりに良い効果が期待できます。その他国内生産なので輸入されたドッグフードよりも新鮮なうちにお届けされます。
お得な購入方法は「らくトク犬康コース」という定期コース。定期コースですが、始めに食いつきテストの30g100円が届き、もし合わない場合はキャンセルも可能です。2回目以降は毎月850gが2袋届き、ずっと送料無料で17%オフで購入できるので便利ですね。
このこのごはん
このこのごはんは子犬に特化した総合栄養食のドッグフードです。こちらも原材料から見ていきます。
鶏肉(ささみ・レバー)/大麦/玄米/ビール酵母/鰹節/米油/乾燥卵黄/鹿肉/まぐろ/青パパイヤ末/モリンガ/さつまいも/わかめ/乳酸菌/昆布/ミネラル類(牛骨カルシウム・卵殻カルシウム・塩化ナトリウム・塩化カリウム・グルコン酸亜鉛・ピロリン酸第二鉄・グルコン酸銅)/ビタミン類(ビタミンA・ビタミンB2・パントテン酸カルシウム・ビタミンB12・ビタミンD・ビタミンE)
毛並みや毛ヅヤを改善する時に採りたい栄養素としては、
- タンパク質:鶏のささみ・鹿肉
- 必須脂肪酸:まぐろ
- ビタミン:鶏レバー(ビタミンA)モリンガ(ビタミンB1、B2、B6、B12、ビタミンC、ビタミンK)・青パパイヤ末(ビタミンC)
これらが含まれています。
このこのごはんのタンパク質は低脂肪でヘルシーな鶏ささみと鹿肉を使用しています。DHAが含まれるまぐろやビタミンもたっぷり含まれています。特出している点は、栄養素がふんだんに含まれている「モリンガ」が入っている点です。モリンガはビタミンを始め、食物繊維や必須アミノ酸、タンパク質、カルシウムなどが他の食品の何倍も含まれているというスーパーフードです。それを聞くだけでもなんか健康に良さそう!と感じますね。
また、人間の食品と同レベルの品質管理が徹底されている国内工場で作られるので安全面でも安心して愛犬に食べてもらえるドッグフードだと思います。
このこのごはんは通常価格が3500円(税別)+送料ですが、定期コースであれば1回目は1袋2980円(税別)、2回目以降は2袋5960円でお得に購入できます。
馬肉自然づくり
次に馬肉をふんだんにつかったドッグフードの「馬肉自然づくり」をご紹介します。
馬肉/鶏肉/玄米/玄米/大麦/黒米/きなこ/かつお粉/米ぬか/馬油/おから/ハト麦/卵/わかめ/小松菜/昆布/ビール酵母/卵から カルシウム
- タンパク質:鶏肉・馬肉
- 必須脂肪酸:馬肉
- ビタミン:小松菜・米ぬか
高たんぱくで低脂肪な馬肉と鶏肉から良質なタンパク質を採ることができます。また、馬肉には必須脂肪酸が含まれています。馬肉はカナダ産ですが、他の食材は全て国産でヒューマングレードのものが使われています。馬肉自然づくりはグレインフリーではありません。アレルギーになりやす小麦は使わず、大麦が使用されています。穀類は食物繊維やエネルギーとなる食材ですし、かさ増しのためではなく食物繊維・ポリフェノールやミネラル・ビタミンなどそれぞれの栄養に着目してバランスよく配合されているので、絶対にグレインフリーでないとダメ!という方でなければ検討できるドッグフードです。
毛並み・毛ヅヤの改善におすすめのドッグフードトッピングおすすめ2選
今食べているドッグフードを切り替えずに毛並みや毛ヅヤを改善する方法として、ドッグフードにトッピングをするという方法があります。
おすすめのドッグフードトッピングを2つご紹介していきます。
・あいこな
あいこなは、ワクちゃん本来の健康なカラダづくりをサポートするトッピング型のサプリメントです。あいこなは愛犬の健康の為に腸内環境を改善する事で毛並みの改善が見込まれます。
まずは「あいこな」の原材料をみていきましょう。
玄米末/ビール酵母/チキンエキス末/モリンガ末/サメ軟骨エキス末/米麹/有胞子性乳酸菌/玄米核酸/サケ白子抽出物/柿抽出物/グルコサミン(原材料の一部に乳、エビ、カニ、大豆、鶏肉、サケを含む)
「あいこな」には奇跡の木とも呼ばれるモリンガが含まれています。ビタミンやミネラル、葉酸、カルシウムなど様々な栄養素を補う事ができます。また、あいこなには「玄米核酸」が配合されています。玄米核酸の成分であるRNAはタンパク質の合成を促し、腸内フローラを育成する効果があります。また、生きたまま腸まで届く有胞子性乳酸菌と消化、分解、九州をサポートする酵素が米麴には入っています。自然由来の成分で作られているので安心してワンちゃんに与える事ができるサプリメントです。
・ワンプレミアム
愛犬の健康のサポートとして10年以上もの長い間売れている「ワンプレミアム」。どんなものが含まれているのか見てみましょう。
田七人参末/霊芝エキス末/麦芽糖/チーズパウダー(デキストリン、チーズ、バター)/エゾウコギエキス末/有胞子性乳酸菌/甘草エキス末/結晶セルロース/酸化ケイ素/甘味料(ステビア)グリセリン脂肪酸エステル/シェラック
ワンプレミアムには、田七人参・霊芝・エゾウコギエキスといった、漢方薬としても使われている素材と生きて腸に届く有胞子乳酸菌が含まれています。
田七人参やエゾウコギは様々な効能がありますが、体力増強、老化防止などシニア犬に嬉しい効果があります。霊芝は自然治癒能力を高めると言われています。免疫力アップや抗酸化作用など健康なカラダづくりを促す効能があります。これらの素材はドッグフードにはなかなか含まれていないので補うという意味でとても有効かと思います。チーズ味でワンちゃんも美味しく食べられますね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワンちゃんの毛並みや毛ヅヤが悪いなと感じたときは何が要因かと考え、食事が原因かもと思ったらドッグフードなどの食事を見直してみましょう。
また、食事以外にも見直しておきたいポイントがあるので最後に触れておきます。
ブラッシングやシャンプーも忘れずに!
毛並みや毛ヅヤを良くするために、定期的なブラッシングやシャンプーもする事で更に改善されると思います。まずブラッシングは抜け毛を取り除くだけではなく、皮膚の血流を促進する効果や細菌、雑菌、ノミやダニなどの繁殖の予防にもなります。できれば毎日してほしいところです。ブラッシングを毎日することで、皮膚炎など皮膚トラブルにも気づきやすくなります。
そしてシャンプーは愛犬の臭いの軽減やブラッシング同様にノミやダニの予防にもなります。特に室内飼いのワンちゃんであればお部屋も衛生面も考えると定期的に行った方がいいでしょう。
毛並みや毛ヅヤだけでなくワンちゃんのお肌を清潔に、健康に保つためにもブラッシングやシャンプーは欠かせないケアです。
ワンちゃんのストレスも毛並みや毛ヅヤが悪くなる一因
実はストレスも毛並みや毛ヅヤが悪くなる一因です。
運動不足や飼い主さんが構ってくれないなど、ワンちゃんが強いストレスを感じると毛並みにも影響がでるんです。ドッグフードを見直す事も大切ですが、
きちんとワンちゃんと向き合ってあげる事も非常に大切です。ストレスは毛並みの他、家具を壊す、遠吠えをするなどの異常行動や食欲不振など様々な不調がでてきます。ワンちゃんが健やかに生活していくには、食事だけでなく、飼い主さん、家族との触れ合いもとっても必要です。
ストレス溜まってそうだなと思った時は、お散歩やワンちゃんと一緒に遊んであげる等、ストレス発散をしてあげましょう。
また、ワンちゃんのストレスになっているであろう事をしっかり飼い主さんが考えてあげて、少しでもストレスを減らしてあげるよう努める事もとても大事です。
上記に書いたブラッシングなどはワンちゃんとのスキンシップの時間でもあるので、毛並みや毛ヅヤが悪い時は毎日してあげて下さいね。
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