おすすめのドッグフード比較

ボストンテリアの健康維持におすすめのドッグフード選び

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2018.09.14

つぶれた顔が愛らしい、ボストンテリアってどんな犬?

 

ボストンテリアという犬種名ではピンとこなくても、
ペチャッとつぶれた愛嬌のある顔とクリッとした大きな瞳には
見覚えのある方も多いはずです。
フレンチブルドッグにも似ていますが、
より小型で引き締まった筋肉質の体型の小型犬で、
スムースで光沢のある毛並みに特徴があります。

犬には多くの犬種がありますが、偶然に生まれた犬種も多く、
品種改良の起源が明確な犬は多くありません。
ボストンテリアは、19世紀後半にアメリカで誕生した犬種で、
品種改良の記録もはっきり残っている珍しい犬種です。

性格は、穏やかで我慢強く、攻撃性も低いので、
子供のいる家庭でも安心して飼うことができます。
頭もよく、感受性も強いので、飼い主の機嫌を敏感に察知することもできます。
甘えたがりなので、よく懐き、一緒に遊んでもらうことが大好きです。

その反面、一人での長時間の留守番は苦手なので、
寂しい思いをさせたかな、と思ったらその分たくさん遊んであげることも大切です。

短毛種ですが、やや毛が抜けやすいので、こまめにブラッシングをし、
月に2度程度シャンプーしてあげましょう。そうすることで、
大量の抜け毛が起きにくくなり、臭いもほとんど気にならなくなります。
無駄鳴きもしないので、マンションでも飼いやすく、このこともボストンテリアの人気の理由となっています。

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ボストンテリアがかかりやすい病気

愛犬がいつまでも元気でいられるように病気には気をつけよう

筋肉質のガッチリした身体で、元気いっぱいなボストンテリアですが、
体調の管理には十分な注意が必要です。

特に、体型や毛質などの犬種の特徴が病気や怪我の遠因となることもあります。
衛生面や運動などで健康に気を配ってあげることが大切ですが、
かかりやすいとされている病気には、特に用心が必要です。

体温調整が苦手なボストンテリア

犬は、舌を出して呼吸することで体温の調節を行います。
暑い日にハアハアと激しく呼吸しているのは、
疲れたからではなく、舌表面の水分が早く気化し、
体温が下がるように激しく息を当てているのです。

ボストンテリアのような頭が短い犬は、この体温調節が上手くありません。
顔が長い犬に比べて呼吸器官が短く効率が悪いので、
上手くハアハアと息をすることができないのです。

そのため、あまりに暑い日には熱中症にかかりやすくなります。
また、呼吸器官が短く、外気の温度の影響を受けやすく、
呼吸障害を起こすこともあります。

飼育スペースが暑すぎたり、寒すぎたりしないことが大切です。
散歩も日中の暑い時間帯は避け、早朝や日没後の涼しい時間帯に連れてゆくようにしましょう。

小型犬に多い膝蓋骨脱臼に注意

膝蓋骨脱臼とは、後ろ足の膝関節のお皿がずれてしまい、脱臼してしまう怪我です。
小型犬に多い怪我なのですが、ボストンテリアはその中でも特に、
この膝蓋骨脱臼が起こりやすい犬種といわれています。

小型犬や足の短い犬種は、移動時の足腰への衝撃の吸収が上手くできないため、
膝蓋骨脱臼や椎間板ヘルニアになりやすいのです。

対策としては、落下などの事故を起こさないこと、
普段の行動範囲でも床を柔らかめのクッション材にしたり、
段差を減らしたりして足腰の負担を減らすことが大切です。

合わせて、骨や筋肉を丈夫に保てるような食生活にも気を配る必要があります。

 

チャームポイントの目は危険に晒されることも

ボストンテリアの愛らしい見た目の特徴の1つが、クリッと大きな瞳です。
ボストンテリアの眼球はとても大きく、しかもやや飛び出し気味なので、
外部からの刺激を受けやすいという欠点も抱えています。

白内障、チェリーアイ、乾性角結膜炎、角膜潰瘍などなど、
様々な目の病気や怪我のリスクがあります。
目をしきりに気にしていたり、目やにが多かったりの異常を見つけたら、
すぐに医師の診療にかかるようにしましょう。

 

アトピー性皮膚炎など皮膚の病気にも注意を

ボストンテリアは、皮膚の病気にもかかりやすい犬種です。
しわくちゃのつぶれ顏が愛嬌たっぷりですが、
その深いシワの奥は蒸れやすく、雑菌も湧きやすい環境になっています。

週に1回程度、綿棒でシワの奥を優しくぬぐって、
不衛生にならないように気をつけてあげましょう。

ブラッシングやシャンプーで皮膚を清潔に保つことも大切です。
シャンプーの香料が刺激となることもあるので、無香料で刺激が少ないシャンプーを選びましょう。
飼育場所の衛生管理も大切です。ケージ内を清潔に保ち、
犬用ベッドもたまに日光に当て、ダニがつかないように気をつけてあげましょう。

アトピー性皮膚炎の対策は、合わせて免疫力を高めることが重要です。
栄養バランスの取れた食事を与えることが、免疫力の強化にもつながります。

 

ボストンテリアは肥満にも要注意

ボストンテリアの健康維持のためには、食事にも気を使う必要があります。
特に、骨や筋肉を丈夫に保つこと、免疫力を高めるために
栄養バランスに気をつけることは大切です。

更に食事全体についていえば、もう1つ気をつけなくてはならないことがあります。
それは、食べ過ぎによる肥満です。
元気がよく、やんちゃな性格のボストンテリアは、食欲も旺盛です。

与えた餌もあっという間に食べ終えて、おかわりを要求してくることも珍しくありません。
食べ過ぎに気をつけるなら、ここでおかわりを与えることは、
心を鬼にして我慢しなくてはなりませんが、愛らしい瞳でねだられると大喜びで
餌に飛びつく姿も見たくて、ついついおかわりをあげたくなってしまいます。

時にはご褒美や、コミュニケーションの1つとして、おかわりや、
おやつをあげることも悪くありません。

しかし、体重や体型の変化にはよく注意をし、肥満の兆しが見えたなら、
速やかにダイエットさせるようにしましょう。

とはいえ、愛犬のダイエットはどのようにするのがよいのでしょうか。

人間であれば、食事の量を控えたり、低カロリーのメニューを増やしたりなどの
食事療法と、運動量を増やすことで行います。
空腹を我慢したり、好物を控えたりするのも、自己管理として我慢できます。

しかし、犬を含めてペットのダイエットで、餌を露骨に減らすと満足できずに
おかわりをしつこくせがんだり、ストレスを感じて体調を崩したりすることもあります。

そこで、あらかじめ準備しておきたいのが、普段よりも低カロリーのドッグフードです。
肥満の傾向が見えたら、ライト系の餌に切り替えることで、
餌の量はあまり減らさずにカロリーを落とすことができます。

ただ、まれに餌が変わると全く食べてくれなくなるケースがあります。
そのようなことにならないように、
事前に低カロリーフードで食いつきが変わらない種類を見つけておくことが必要です。

 

ボストンテリアにおすすめのドッグフード

 

ボストンテリアの健康維持には、食事、つまりどんなドッグフードをメインに与えるかが大切です。
ドッグフード選びのポイントとおすすめドッグフードをいくつか紹介します。

まず選び方のポイントですが、4つのポイントがあります。

1つめは、穀物を配合していないいわゆるグレインフリーのドッグフードをおすすめします。
小麦やトウモロコシが配合されているドッグフードは、
価格もお手頃で犬も満腹感を得やすいのですが、
消化によくないという欠点があります。
胃や腸の負担になると、他の大事な栄養分の吸収を阻害することにもなります。

2つめは、合成着色料や保存料など、添加物を使っていないドッグフードです。
免疫力低下の原因となる可能性があります。

3つめは、安すぎるドッグフードは避けるべき、ということです。
全部がそうだとはいいきれませんが、多くの場合安いフードは
原材料に質の劣るものを使用しています。
鮮度や質の悪い原材料で作られたフードで、十分な栄養バランスが保てるとは思えません。

4つ目はオメガ3脂肪酸など、健康によい脂が配合されているドッグフードです。
人間の健康食品で知られるDHAやEPAが配合されているフードもおすすめです。
免疫力を高めるとともに、関節の炎症予防にもなります。

 

上記のような特徴を併せ持つドッグフードであれば、
あとは犬の好みなどと相談して決めればよいでしょう。

ボストンテリア用というドッグフードでも、全ての犬種向けというドッグフードでも大丈夫です。

例えば「ネルソンズドッグフード」は、
上記の条件に加えてコンドロイチンやグルコサミンも配合されており、
関節が弱いボストンテリアにはおすすめのドッグフードの1つです。

愛犬の健康を守ることができるのは、飼い主だけです。
住環境や食事に気を使い、たくさんの愛情を注いであげましょう。

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