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療法食のドッグフードはどんな時に与える?効果や注意点、おすすめ3選

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2019.03.06

 

 ドッグフードには、年齢や犬種に応じたものや病気の治療や対策に活用できるものなど、幅広い商品があります。その中に含まれる療法食のドッグフードとは、どんな時に与えるべきなのでしょうか?

 療法食ドッグフードから期待できる効果や利用する際の注意点を理解した上で、おすすめの商品を3つ紹介します。

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療法食のドッグフードはどんな時に与えるの?

 療法食のドッグフードは、どんな時に愛犬に与えれば良いのでしょうか?ここでは、療法食のドッグフードとはどのようなものなのかという点を解説した後、与えるタイミングについて紹介しましょう。

療法食のドッグフードとは?

 療法食のドッグフードとは、特定の病気に対応するため、栄養面を考慮して作られた犬の食事です。ペットも病気になることがあり、近年では糖尿病などの生活習慣病にかかる犬も増えています。

 そのため、療法食のドッグフードとして、愛犬の体調に合わせて必要なものを摂取できるよう考えられているのです。病気の種類や症状に合わせて適したフードを選ぶことで、愛犬の病気を改善することができるでしょう。

 様々な病気のリスクが潜んでいる今、療法食のドッグフードは需要も高まっています。そのため、今ではいろんな種類の療法食のドッグフードが登場しており、愛犬の体調や病気に合わせて選べるようになっているのです。

療法食のドッグフードを与えるタイミングについて

 病気の症状に合わせて利用できる療法食のドッグフードは、与え方にも注意が必要なのでしょうか?一般的なドッグフードとの違いや注意点についても理解しておく必要があります。

 療法食のドッグフードに関しては、与えるタイミングをかかりつけの獣医師に相談しましょう。ドッグフード本体にも与える量やタイミングについて記載がありますが、病気の治療を行なっている獣医師に聞くことでより安心して与えることができます。

 多くの場合、健康的な時と変わらず、1日2回の朝晩に与えるようにします。食欲や体調に合わせて、この回数も調整していく必要があります。また、おやつはできるだけ控えるようにしましょう。健康的な体に戻していくために、療法食中心の食事にすることが大切です。

 まずは獣医師に相談をして、その上で愛犬に療法食のドッグフードを与えましょう。

 

療法食のドッグフードの種類

 病気の時に活用できる療法食のドッグフードには、様々な種類があります。その種類について、詳しく解説しましょう。

愛犬の体調や病気に応じてふさわしいものを選ぶことが大切

 犬によってかかる病気や不調も異なります。そこで、愛犬の体調や病気に応じて適したものを選ぶことが大切です。ドッグフードのメーカーによってラインナップは異なるものの、以下のような病気や悩みに合わせてフードを展開しているところが多くなっています。

・腎臓をサポートする

・減量サポートと満腹感を得られる

・食物アレルギーに配慮している

・糖尿病の対策ができる

・関節炎など関節の働きを高めてくれる

・消化器疾患を抱えている時に利用できる

・肝疾患をサポートする ・心臓疾患の対策に利用できる

 

 細かい病気に対応したドッグフードも数多くあり、愛犬の病気に合わせて適した商品を選べるのは嬉しいですね。

 

療法食のドッグフードを与える時の注意点

 療法食のドッグフードを与える時は、慎重に行なう必要があります。愛犬の体調を見ながら調整することはもちろんのこと、以下のような注意点についても押さえておきましょう。

獣医師に勧められたものを

 療法食のドッグフードはメーカーによって様々な種類がありますが、自分の判断で選ぶのは危険です。そこで、かかりつけの獣医師に愛犬の診察を行なってもらいながら、おすすめの療法食を教えてもらいましょう。獣医師は犬の体調から、適したドッグフードを選んでくれます。

 その通りに療法食のドッグフードを選ぶと、愛犬の状態も落ち着いてくるでしょう。たくさんあって迷ってしまう、どれがぴったりかわからないという場合は、まず獣医師に相談すると安心です。

間食は与えないように

 療法食のドッグフードを与えている時、間食は控えましょう。病状に応じて選んでいるドッグフードの意味がなくなってしまうからです。おやつには糖分や塩分を含むものもあります。そのため、療法食のドッグフードを使用している際には与えない方が良いです。

 飼い主としては可愛い愛犬のためにおやつを与えたくなってしまいますが、愛犬のことを思って控えるようにしましょう。

与える量はきちんと守ること

 療法食のドッグフードは、一度に与える適量がきちんと表示されています。この量をきちんと守っておくことで、愛犬の状態改善が期待できるでしょう。規定の量よりも少なく与えたり多めに与えたりしていると、せっかくの療法食の意味がなくなってしまいます。

 病気に応じてこだわって作られている療法食のドッグフード、その効果をしっかり体で感じるためにも与える量はしっかり守りましょう。

 

療法食のドッグフードの選ぶポイント

 療法食のドッグフードは、与える時の注意点をきちんと理解しておく必要があります。では、獣医師のアドバイスの他に、どのようなポイントに注目してドッグフードを選べば良いのでしょうか?

愛犬の病気にふさわしいドッグフードであるかどうか

 愛犬が病気を患っている時、定期的に動物病院へかかることも多いでしょう。そこで獣医師にドッグフードのおすすめを聞くことが可能ですが、信頼できるドッグフードメーカーはどこか、愛犬の病気を改善するのにぴったりなドッグフードがあるかといった点に注目してみましょう。

 まずは、療法食のドッグフードを扱っているメーカーを探すことから始めてみましょう。その中で、愛犬が抱えている病気を改善できる商品があるか探してみます。糖尿病の対策なら糖尿病の改善に特化したフードを選ぶ必要がありますし、腎臓の悩みを抱えているなら腎臓の働きを高めてくれるフードを選ぶべきです。療法食は特定の病気に特化して作られているものなので、愛犬の健康を維持するためにも上手に利用しましょう。

添加物の有無もチェックしよう

 療法食のドッグフードを選ぶ際、特定の病気改善につながるという点以外に添加物の有無についてもしっかり確認しておきたいです。多くのドッグフードには粗悪な添加物が使用されており、愛犬の健康を損なう可能性もあります。

 療法食のドッグフードを選んで病気の改善を図るなら、添加物も入っていないものを選びましょう。毎日食べるドッグフードに、多くの添加物が含まれていると危険です。新たな病気を発症しないためにも、添加物については細かくチェックしましょう。

 

療法食のドッグフードは手作りできるの?

 療法食のドッグフードが数多く展開されている中で、愛犬に手作りしたものを与えることは可能なのでしょうか?結論から述べると、栄養面や使う食材に注意して作ることで、愛犬に与えることが可能です。しかし、毎日食材一つ一つに注意して作るのは大変なので、継続して与えていくにはやはり市販の療法食のドッグフードがおすすめと言えます。

 その中でも、犬がかかりやすいとされる内臓疾患に働きかけてくれる手作りご飯を作るために、以下の食材に注目してみましょう。

腎臓に優しい手作りご飯

 腎臓疾患を抱える犬が増えていますが、病気の改善を行なうために以下の食材を手作りご飯に入れてみましょう。

白米 /鶏肉/豚肉/じゃがいも/卵/カッテージチーズ

 水分の不足によって体内に老廃物が溜まってしまうため、腎臓の機能も低下しやすくなります。そこで、日々水分の摂取を心がけながら、上に記載した食材を食事に入れてみましょう。療法食のドッグフードの上にトッピングするような形で、じゃがいもや鶏肉などを茹でておくと良いです。

心臓病には以下の食材を

 老犬になるかかかりやすくなる心臓病、食事においては塩分と脂肪分の摂取を制限し、ミネラルを多く取ることが重要となります。そこで、以下の食材を手作りご飯にたっぷり使用するようにしましょう。

牛肉/ラム肉/玄米/さつまいも/雑穀/牛乳

 体の代謝を高めるために欠かせないミネラルは、しっかり摂取できるよう心掛けたいです。人間と同じく、塩分や脂肪分にも注意が必要なので、味付けは極力薄くしましょう。素材の美味しさを感じられるように作ると、愛犬も食事の時間を楽しみにしてくれるでしょう。

療法食のドッグフードおすすめ3選

 療法食のドッグフードは、メーカーごとに様々な商品が存在します。その中でもおすすめの商品を3つ、紹介しましょう。気になる商品があったら、ぜひサイトで詳細を確認してみてください。

ロイヤルカナンの療法食シリーズ

 ロイヤルカナンからは、犬の病気や体調、体質に合わせて様々な商品を展開しています。順に、ロイヤルカナンの療法食を紹介します。

満腹感サポートスペシャル+CLT/満腹感サポート+低分子プロテイン/セレクトプロテイン(カンガルー&オーツ)/セレクトプロテイン(フィッシュ&ポテト)/pHコントロール V2+満腹感サポート/腎臓サポート+低分子プロテイン/pHコントロール V2+低分子プロテイン/減量サポート/満腹感サポート/糖コントロール/アミノペプチド フォーミュラ/スキンサポート/セレクトプロテイン/低分子プロテイン/低分子プロテイン ライト/低分子プロテイン+pHコントロール/消化器サポート(高栄養)/消化器サポート(低脂肪)/消化器サポート(高繊維)/関節サポート/肝臓サポート/腎臓サポート/pHコントロール/心臓サポート1/心臓サポート1+関節サポート/心臓サポート2/退院サポート

 ロイヤルカナンからはたくさんの療法食が登場していますが、犬がかかりやすい病気を中心に作られていることがわかります。最近では肥満になる犬も多くなり、肥満から怖い病気を招くリスクもあることから、体重管理ができる療法食も登場しています。

公式サイト:https://www.royalcanin.co.jp/

ヒルズの療法食ドッグフード

 ヒルズからも療法食シリーズが登場しています。関節や腎臓疾患、体重コントロールなどに利用できるドッグフードが展開されているので、愛犬の体調に合わせて選んでみましょう。

プリスクリプション・ダイエット メタボリックス+モビリティ

ドライ サイエンス・ダイエット ライト(年齢に応じて商品を選ぶことが出来る)

プリスクリプション・ダイエット ケイディードライ(缶詰や野菜、チキン入りもある)

プリスクリプション・ダイエット ダームディフェンスドライ(素材ごと、缶詰タイプもある)

プリスクリプション・ダイエット アイディーローファットドライ(缶詰タイプや味を選べる)

 ヒルズの療法食は、体重管理を行ないながら気になる疾患の対策ができる商品が多くなっています。愛犬の病気や体調からふさわしいものを選び、風味については好みのものを選ぶと良いでしょう。

公式サイト:https://www.hills.co.jp/

薬膳・みらいのドッグフード

薬膳・みらいのドッグフードは、最新の動物臨床栄養学とワンちゃんの健康を考えた薬膳レシピで作られたドッグフードです。

11種類の特別と2種類の健康サポートの総合栄養食があります。

こちらは特別療養食の種類。

腫瘍/心臓/腎臓/肝臓/膵臓/胃腸/糖尿(白内障)・結石(膀胱炎)/骨関節/皮ふアレルギー/ダイエット

全てのドッグフードに漢方キノコを10種とサプリ成分の薬膳を36種類以上配合しています。

これだけの成分が入っているので、薬膳・みらいのドッグフードだけをワンちゃんに与えるだけでOKです。

気になる方はこちらをチェック

公式サイト:https://mirai-dog.com/

 

まとめ

 近年、犬においても肥満体型が増え、様々な内臓疾患にかかるケースも増加しています。原因を追求しかかりつけの病院で診察を受けながら、医師が勧める療法食のドッグフードに注目してみましょう。調べてみるといろんな種類がある療法食のドッグフード、愛犬の病気や体調に合わせて選ぶことが何よりも大事です。

 また、手作りご飯を作る際には、疾患を改善するために必要な栄養素をきちんと摂取できるよう心がけましょう。ドッグフードメーカーによっては、種類豊富に療法食を扱っているところがあります。気になる商品があったら、ぜひ公式サイトで詳細を確認してみてください。

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