ドッグフードと言えばドライタイプが主流ですが、実はチルドタイプの生肉に近いドッグフードがあるのをご存知ですか?
世界でも屈指の厳しい検疫制度を設けたニュージーランドで開発された、肉の風味たっぷりの新鮮で食べやすいチルドタイプのドッグフード「ブッチ」について成分や値段、口コミなどを調べてみたので紹介します。
ブッチ・ドックフードとはどんなドッグフード?
ブッチのドッグフードはニュージーランド製のチルドタイプの生肉に近いドッグフードです。
イメージとしてはとても太い犬用魚肉ソーセージ。生肉と野菜などを混ぜた太いソーセージのような形のフードを必要な分だけカットして食べさせると言えば想像できるでしょうか。
水分含量が多く、柔らかいけれどしっかり噛めて食べ応えがあり、生肉を食べているような満足感が得られます。さらに、野菜やミネラル類が必要な量添加されていて栄養バランスもよく、ブッチと水だけで健康を維持できるという総合栄養食です。
日本では、保存性がよく、流通させやすいドライフードがメインで、水分含量が多いのはレトルトや缶詰タイプです。しかし、レトルトや缶詰のドッグフードは栄養バランスがよくなく、日常的に食べる総合栄養食として不向きです。
ですから、なかなかブッチのようなチルドの総合栄養食は珍しいもの!日本の飼い主さんも驚いた方が多いでしょう。
海外では「犬は肉食」ということで生肉を食べさせる習慣があったのですが、生肉は衛生管理が難しく、繁殖した細菌などによってワンちゃんが体調を崩すこともしばしば!
衛生管理が生肉よりも簡単で、栄養バランスが摂れたドッグフードとしてブッチが開発されました。今はニュージーランドだけでなく、アメリカ、台湾、インド、中国、UAE、日本でも高く評価されているドッグフードなんです。
ブッチ・ドックフードの安全性は?成分について調べてみた
ブッチのドッグフードは3種類販売されています。そのいずれも次のような管理のもとで製造されています。
- 全ての原材料がニュージーランド産
- 原材料は工場搬入後、新鮮な状態を保ち、数時間以内に製品化される
- 穀物は全てグルテンフリーの処置を行って使用
- 魚や野菜、海藻など自然由来のもので栄養バランスを取っている
- イーストや人工調味料不使用
- 新鮮なチルドの状態で消費者に届ける
- AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準をクリア
島国のニュージーランドは畜産大国です。このため、家畜などの病気については非常に厳しい基準が設けられており、世界屈指の厳しい検疫制度が運用されています。
そんな厳しいニュージーランドの法の下で育てられた牛や山羊、鶏などを利用し、安心安全に配慮してブッチが作られています。
では、具体的に詳しい内容を見てみましょう。
ドッグフードは多く含まれているものから順に記載されています。ブラックレーベルは、ビーフ、ラム、チキンという肉が全体の76.5%!大豆も豊富なタンパク源ですから、良質のタンパク質を含む材料が85%を占めているんです。
ここに野菜やグルテンを除去した穀物、良質の脂肪酸を含む魚油、健康維持に欠かせないビタミン・ミネラル類が追加されています。
人工調味料や酸化防止剤が含まれていないので、添加物に敏感な飼い主さんも安心して食べさせられます。
風味を失わない調理法で多くの肉類を使い、タンパク質を第一に考えた上で、自然由来の原料で栄養バランスを整えるという製法はもちろん、二次汚染を防ぐための密閉状態で冷蔵輸送する衛生管理も安心・安全を大切にしている証拠といえます。
ブッチ・ドックフードはどんなワンちゃんに向いているの?
ブッチのドッグフードは成犬にお勧めです。
中でも食欲が落ちてきたり、口臭が気になったり、長毛種で皮膚や毛並みが気になるワンちゃんはぜひ、試してみてください!
多くのワンちゃんはドッグフードを丸飲みしてしまうことがよくあります。しかしブッチは生肉に似た食感で噛み応えがあるので、丸飲みせず噛み締めて食べられるのも魅力です。
なお、ブッチは噛んで食べるドッグフードなので、噛む力が弱い子犬や歯が弱ったり抜けたりしたシニア犬の場合は、食べるのを嫌がることが。そんな場合は、小さくカットして噛む手伝いをしてあげてください。
最初は少量だけ与え、普段食べているドッグフードに混ぜて噛む練習をして、慣れてきたら量を増やしていくといいですよ。時間をかけて慣らしていけば、とても食い付きが良いドッグフードなのでお気に入りになると思います。
ブッチだけを食べさせるのではなく、トッピングとして利用するのもお勧めです。いつも食べているフードの上に乗せ、食い付きを良くする方法もあります。特に夏バテして食欲が落ちてしまう時期は、ぜひ、トッピングとして活用してみてください。
また、ブッチは水分含量が70%前後なので、水分不足が心配な飼い主さんにもお勧め!ドライフードと違ってブッチを食べれば水分も摂れますから、ドライフードが苦手だったり、水分をあまり摂らず、便秘になりやすいワンちゃんにもお勧めです。
なお、ブッチのブルーレーベルは鶏と魚(ムロアジなど)を原料としていて、ワンちゃんと猫ちゃん、両方が食べられるフードになっています。
ブルー・レーベルは他の2種類よりもタンパク質含量が高くなっており、魚独特の香りも手伝ってワンちゃん・ネコちゃんの嗜好が良い作りになっています。赤肉が苦手なワンちゃんでも魚と鶏が主原料なので抵抗なく食べられますよ。
犬と猫が同じ食べ物で健康に育てるというのは不思議な感じがしますが、犬猫両方に配慮した栄養バランスになっており、食べさせる量をコントロールすることでそれぞれに適切な栄養を摂ることができるんです。
ワンちゃんと猫ちゃん両方を飼っている飼い主さんにとっては、一種類だけで健康管理ができるので便利です。ぜひ、ブッチを試してみてください。
ブッチ・ドックフードを実際に購入した人の口コミや評価は?
滅多に見かけないチルドのドッグフードは気になるけれど、なかなか手が出せない。そう感じている方もいますよね。ブッチを実際に購入した人の口コミを見てみましょう。きっと買ってみたくなりますよ。
・食い付きがよく、シニアになった今でも完食!
・9年食べ続けているが、シニアになっても毛艶がいい
・毛艶が気になりシニアになってから食べさせ始めたが、白髪がなくなってキレイになった
・魚のタイプは少し食べ過ぎてもお腹が下ったりしない
・ダイエットができた
・食が細くてなかなかフードを食べなかった犬が自分からしっかり食べるようになった
・ブッチは匂いがいい(脂臭くない)
・香りなどがイマイチなのか無添加フードを食べなかった犬がブッチを喜んで食べた
・パッケージにメモリが付いていてカットするのが楽
・涙やけが治った
・便の量が減った
・便の状態が良くなった
・ワンちゃん独特の臭いが気にならなくなった
なかなか良い評価が多いです。まとめると「食い付きが良い」「毛艶がよくなる」「体調が整う」「香りがいい」という高評価!
ずっと食べ続けていてシニア犬になっても調子がいいという方もいれば、シニア犬になってから食べさせて調子が整ったという方もいます。続けて食べさせることで、徐々に体調が整い、毛艶や便に差が出てくるという感じですね。
一方でネット上にはマイナスの評価もありました。
・食べない
・下痢をする
・長期保存ができず、冷蔵庫の中で場所を取る
強い味や香りがついたフードを食べていたワンちゃんの場合、素材の味を大切にして人工調味料や香料が使われていないブッチは物足りなく感じるかもしれません。
また、慎重派のワンちゃんの場合、カリカリのドライタイプに慣れていると、チルドタイプの生肉に似たブッチは警戒の対象になるかもしれませんね。
そして、胃腸が変化に敏感なワンちゃんの場合、肉メインでタンパク質が多いブッチにお腹が慣れるまで時間がかかることも。
このように合わないワンちゃんもいますので、最初はお試しでほんの少しずつ食べさせてみてください。
なお、ブッチはチルド製品なので冷蔵保存が必要で、未開封でも半年くらいの賞味期限になっています。
開封後は冷蔵し10日くらいで消費しなければなりません。ドライタイプのように長持ちしませんし、冷蔵保存が必須なので保存に留意しなければならないことは覚えておていくださいね。
ブッチ・ドックフード」の1袋の値段・1日あたりにするといくら?
ワンちゃんに好評のブッチですが、やっぱりコストは気になるもの!値段を見てみましょう。
体重/1日あたりの給与量 | 1日あたりの値段(800g) | 1日あたりの値段(2kg) |
2kg/135g | 236円 | 189円 |
5kg/265g | 465円 | 372円 |
10kg/450g | 789円 | 631円 |
ブッチは味が3種類あって、販売形態は800gと2kgの2種類。どちらの場合も、1日あたり400円前後と考えるといいですね。1か月に換算すると13,000円前後です。
上記の計算は体重5kgのワンちゃん1頭分なので、多頭飼いや中~大型犬の場合はもっと高くなります。
正直に言えば「高い」というのが本音ですよね。人が食べるお弁当1個分を毎日買うイメージです。
ただ、ブッチは数少ないチルド製のドッグフードで、水分も一緒に摂れる食い付きがいいドッグフード。これで食の悩みが解決でき、健康維持ができると考えると価値はあると言えますよ。
ブッチ・ドックフードの最安値は公式サイト?Amazon?楽天?
ブッチのドッグフードの購入する時、どこで買うのが安価なのか、公式サイト・Amazon・楽天を比較してみました。
一方、楽天では一店舗が販売していました。公式サイトと楽天の値段を比較した表を掲載します。まず、Amazonでは販売がありませんでした。今後、もしかするとどこかが出店するかもしれません。ただ、Amazonは中古品が販売されることも!日持ちせず、冷蔵保存が必要なブッチがAmazonに出品されていた場合は、販売者や保存状況、賞味期限なをしっかり確認してくださいね。
公式サイトの通常購入価格と楽天の価格は同じでした。これなら、楽天でポイントなどを使った方が安く買えると考えることもできます。
しかし、公式サイトには定期購入の案内が!定期購入は利用回数に制限がなく、1回でストップしても大丈夫!しかも定期購入なら、いつでも10%オフで購入できるというのが魅力です。
さらに購入するなら公式サイトで2kgの商品を定期購入するのがお勧めです。
ブッチは開封すると10日程度で使い切る必要がありますが、体重5kgのワンちゃんなら2kgは7.5日で食べきりますから、賞味期限を気にせずにすみます。2kgで2,527円ですから1日あたり336.9円に!これなら1か月で10,000円程度で経済的です。
公式サイトによれば、ブッチ愛用者の70%が定期購入を利用しているとのこと!長く続けるならコストも抑えたいという飼い主さんの期待に応えてくれていますね。
ブッチは珍しいチルド製の総合栄養食です。食欲が落ちていたり、口臭や毛並みが気になるワンちゃんにお勧めです。食べ応えがある肉の食感なので噛むことに不安のない成犬向きですが、小さくカットして食べやすくしてあげれば子犬やシニア犬でも大丈夫!
ニュージーランドの厳しい制度の中で、肉をふんだんに使って美味しく仕上げられたブッチは、多くのワンちゃんと飼い主さんを満足させています。
中にはブッチが合わないワンちゃんもいますが、今食べさせているフードに少しずつ混ぜて慣らして行けば多くのワンちゃんがブッチの虜に!公式サイトの定期購入を利用すればコストを抑えられるので、ぜひ利用してみてくださいね。
ブッチ・ドッグフードのトライアルセットがお得!
ブッチ(Butch)を試したいけど、「実際に愛犬が食べるかどうか分からない。」「どのレーベルが一番合うか気になる。」という飼い主さんにオススメなのが、
特別トライアルセットです!
ブッチのベストセラーのブラック・レーベル、チキン100%の赤身が苦手な子におすすめのホワイト・レーベル、お肉も魚もどちらもあげたいという方におすすめのブルー・レーベルの3本がセットになり、かつ送料無料、特別お試し価格の3000円で購入できます。
こちらは初回のみ購入可能。気になる方は是非検討してみてはいかがでしょうか?
ブッチ・ドッグフードのトライアルセットを実際に頼んでみた
実際にドッグフード「ブッチ」のトライアルセットを頼んでみました!
トライアルセットは申込から数日で届きました。ブッチドッグフードのトライアルセット!
中身を見てみると、3種類のブッチ・ドッグフードと初めてブックなどの小冊子と、ブッチ・ドッグフードを保管用のフレッシュキャップが
同封されていました。

特性のフレッシュキャップは切った断面に被せるだけで保管できます。
普段ドッグフード(ドライフード)を嫌がる柴犬ちゃんに食べさせたところ…、
クンクン匂って勢いよくブッチ・ドッグフードを食べ始めました!
勢い止まらず、そのままペロリと完食!
3種類の中ではブルーレーベルを好んで食べていました。
また、後日は今食べているドライフードのトッピングとしても使い、
その時もブッチドッグフードにつられてドライフードも完食してくれました☆
ドライフードが苦手なワンちゃんにはかなりおすすめのドッグフードと思います!

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