ラブラドールとはどんな犬?
大型犬の中では高い人気!
最近のトレンドとしては、猫人気が高まっているのが実情です。それにより、相対的に犬を飼う方が減っているのが事実で、ついに2017年度では猫の飼育数が犬を超えたというのは大きなニュースになりましたよね。そんな傾向がありますが、まだまだ犬は高い人気のあるペットです。
その犬の中でも、比較的最近では小型犬が高い人気を誇っています。愛くるしい姿には、心を癒されるものがありますよね!ただ、そんな傾向がある中でも根強い人気を誇っている犬として、ラブラドールがいます。ラブラドールといえば、大型犬として有名です。
ラブラドールのルーツは?
ラブラドールのルーツについて解説すると元々はニューファンドランド島の南東部のアバロン半島で存在していたニューファンドランド犬が血統的な祖先となります。1500年代にニューファンドランド犬と使役犬を配合して、セント・ジョンズ・レトリーバーが誕生したのです。
配合の目的としては、漁師が効率よく漁をするために、獲物を探して捕まえるために水中作業犬のニーズが高まったことに由来しています。この配合は見事に成功し、地元で一気にセント・ジョンズ・レトリーバーが増加していきます。
犬が水中で作業するというのはいささかイメージが付きにくいですが、見事にその役目を果たしているのはすごいの一言です。
イギリスの貴族にも認められた!
セント・ジョンズ・レトリーバーの高い能力は、瞬く間にイギリス中で評判となります。その能力に特に高く惚れ込んだ人物が、イギリスの貴族である初代マルムズベリー伯爵です。すぐに地元にセント・ジョンズ・レトリーバーを取り寄せて、改良を重ねていきます。そして誕生したのがラブラドールというわけです。
早くに犬種として認められる!
イギリス国内では、セント・ジョンズ・レトリーバーだけでなくラブラドールも人気の犬種となりました。1878年にイギリス国内で犬種クラブが設立されました。その後、間もない1903年には早くもラブラドールがイギリスケネルクラブによって犬種登録されています。これに引き続き、1917年にはアメリカンケネルクラブで犬種登録が完了し、今のラブラドールが正式に認められた存在となりました。
ラブラドールの特徴は?
大型犬なのに優しい!
ラブラドールは、元々は漁師のための犬として改良されてきた歴史がありますが、ジャンルとしてはグループ8の鳥猟犬としてグルーピングされています。性格的には、とても温厚であることで有名です。過剰に戦闘意識を持つこともなく、飼い主に順応なのが良いですね。また、小さなお子様がいる家庭でも、安心して飼育することが可能です。
また、ラブラドールはとても頭が良いことで知られています。よって、しつけも容易でその点でも飼いやすい犬であるといえます。犬の中には縄張りを強く意識して、敵対意識を持つものも多い中で、縄張り意識が薄く誰とでもフレンドリーに接してくれます。また、頭の良さを生かして盲導犬としても活用されているのが特徴的です。
アクティブに動くのが好き!
元々のルーツが狩猟犬ということもあり、ラブラドールは動き回るのが大好きなのです。外を元気よく走り回り、遊ぶことを趣味としているのです。また、ラブラドールの行動として、ものを噛むことを得意としています。犬と遊ぶときにフリスビーを使用することがありますが、正しくラブラドールのためにあるアイテムといっても過言ではありません。
フリスビーを追いかけて、華麗に咥える姿には感動すら覚えます。飼い主と共に、元気よく遊べる犬としておすすめできます。
骨太で筋肉質なボディ!
ラブラドールは、かわいい系の犬とは少し違う、武骨さも魅力となっています。筋肉質であり、体重も成犬となると30kgとなるので迫力があります。ただ、こんな大きさでも室内犬として飼えるというのが魅力的ですね。毛並としては、短い毛が全身に密集しているので、水をはじきやすいという点も特徴的です。
ラブラドールの飼育方法は?
暑さには比較的弱い!
ラブラドールを飼育する上で、気温は過度に気にする必要はありません。ただ、ラブラドールはダブルコートですので、暑さには比較的弱く、真夏では熱中症に細心の注意を払う必要があります。
また、寒さにも絶対的に強いというわけではありませんので、エアコンなどにより室内を25℃前後に保つようにすると良いでしょう。
運動を欠かさず行おう!
ラブラドールの特徴として、アクティブに動き回りたいという性格があります。よって、なるべく運動を一緒に行ってあげることが重要です。可能であれば、毎日の散歩を欠かさず行うようにするのがベターです。
また、ラブラドールは水にも強いという側面があるので、夏は海などで一緒に遊ぶというのも良いですね!
食事は何を与えれば良いの?
ラブラドールは大型犬であり、アクティブな犬ですのでとにかく食事を多くとることで有名です。別名「歩く胃袋」と呼ばれるほど、食欲旺盛です。一般的には、ドッグフードを与えていくことになります。また、他の犬と同様で、与えてはいけないものも明確になっています。
代表例としては、玉ねぎをはじめとしたネギ科の食物です。アリルプロピルジスルファイドという成分が、赤血球中のヘモグロビンを破壊してしまうので、大量摂取をすることで死に至ることもあるので、絶対に与えないようにしてください。特に、室内で飼育する際には予期せぬハプニングで摂取してしまうことがあるので、注意しましょう。
飲み物は何を与えれば良いの?
犬全般的にいえることですが、食事同様に与えてはいけない飲み物があります。最も危険であるのが、アルコールです。人間同様に、過剰に摂取するとアルコール中毒を発症してしまいます。また、ラブラドールは人間と比較してアルコールへの耐性が低いこともあり、要注意しなければなりません。他にも、コーヒーなどのカフェイン入りの飲み物や、牛乳も与えるのは危険です。
カフェインに関しては、コーヒーだけでなく紅茶や烏龍茶も対象となります。逆に、軟水のミネラルウォーターは安心して与えることができる飲み物としておすすめできます。
ラブラドールにおすすめのドッグフードは?
カナガン ドッグフードは犬受けが良い!
ラブラドールに与えるドッグフードとしておすすめのものとして、カナガン ドッグフードがあります。特徴としては、新鮮なチキンを多く配合していて、動物性タンパク質を60%も配合しています。また、グレインフリーですので安心して与えることができる点も魅力的です。
また、ラブラドールで多くみられる関節の病気に関しても、カナガン ドッグフードは効果てきめんです。タンパク質が多いということもあり、股関節形成不全の予防にも一役買っています。カナガンドッグフードの特徴としては、他にも人間でも摂取できるほどの品質を確保しているという点も高く評価できます。
食いつきを重視したモグワン ドッグフード!
モグワン ドッグフードは、食欲旺盛なラブラドールにも良く合うドッグフードとしておすすめです。モグワン ドッグフードでは、ポイントとしては、食いつきの良さをアピールしています。どんなに栄養価の高いドッグフードでも、食べてくれない事には意味がありません。
その点で、如何に犬が食べてくれるかについて研究を重ねて、誕生したのがモグワン ドッグフードです。旬の食材を使用して、グルメなラブラドールも大満足な逸品に仕上がっています。また、高い品質レベルを維持している点にも注目したいです。
ロイヤルカナン ドッグフードは専門的!
ロイヤルカナン ドッグフードは、なんとラブラドール専用のドッグフードを提供しています!主原料は肉類(鶏、七面鳥)、米、小麦を使用して、ラブラドールに必要な栄養素をバランスよく摂取できます。少々価格的にはお高めですが、より専門的なドッグフードを与えたいと考えている方にとっては、おすすめです。
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