トイプードル・プードルのワンちゃんには、どのようなごはんをあげたら良いのでしょうか?
一見、同じように見えるドッグフードですがワンちゃんの特徴や年齢に合うよう、原材料や食材が異なっています。
この記事では、プードル・トイプードルに必要な栄養素やオススメのごはんについて紹介しています。
プードル・トイプードルのワンちゃんの体に合う栄養素を知ることは、あなたのワンちゃんに適したごはんを作ったり選んだりすることに繋がります。この記事を参考に、あなたのワンちゃんに合うごはん選びのサポートができたら幸いです。
プードル(トイプードル)に必要な栄養素は?
まずここでは、プードルとトイプードルの特徴によって必要な栄養素と年齢別に必要な栄養素を紹介させて頂きます。
プードル(トイプードル)の特徴
プードルと言うと、茶色・栗色をした天然パーマのような被毛が特徴的ですね。被毛や体格の印象からは、やんちゃながらも気品がある印象が伺えます。
しかし、プードル・トイプードルは、昔ウォータードッグ・猟犬としも活躍していたワンちゃんです。ウォータードッグとは、海や湖で鳥を獲ったり、船の上で他の船に伝令を送ったりするワンちゃんのことを言います。
そのため、力強い筋肉を保持しており運動量も豊富なため、幼犬期・成犬期のエネルギー消費量が比較的に多い特徴があります。社交的な性格もあり、ほど良く散歩をすることを好むワンちゃんです。
年齢別に必要な栄養素
猟犬として活躍していた背景もあり、運動量・エネルギー消費量が比較的高いワンちゃんですが、年齢に応じた食事量や栄養素を取ることが大切です。
成長に必要な栄養素や必要なエネルギー量は、年齢により大幅に異なります。ワンちゃんの年齢に合わせ、適切な食事を与えるようにしてみましょう。
幼犬期
幼犬期のプードルは、体の成長のため成犬期・老犬期より多めのエネルギーや、体を作るためのタンパク質・カルシウムが必要になります。
小型犬の幼犬期は他の犬種のワンちゃんに比べてとても短く、10ヶ月ほどと言われています。つまり生まれてから10ヶ月の間に、成長に必要な栄養素やエネルギーを適切に摂取する必要があるのです。
胃腸がまだ形成されきっていないので、胃に負担を与えない食事が必要ですが、食事量を増やしたり食事の回数を増やしたりしながら、炭水化物や脂質を多めに与えることが大切です。
成犬期
成犬期になると、体を作るためのエネルギーの必要性は少なくなるため、全体的に与えるエネルギー量を少なくする必要があります。
成犬期の時期からは、筋肉や骨を維持するための食事が必要になります。そのため、エネルギー量は減らすものの、筋肉を形成するタンパク質は多く摂取する必要があります。
老犬期に入るとより運動量が落ちてくるため、成犬期の間に体の形成に必要な栄養素を維持しつつ、肥満にならないようカロリーを取り過ぎないことが大切です。
老犬期
老犬期のプードルには、成犬期に続いて筋肉を維持するためのタンパク質を多く摂取する必要があります。
また、プードルは膝蓋骨脱臼を起こしやすい特徴を持っていることからも、グルコサミンやコンドロイチンが含まれているごはんを用意してあげましょう。エネルギーの消費量は幼犬期・成犬期に比べてかなり落ちるので、炭水化物や資質を多く取り過ぎないごはんが必要です。
なりやすい病気を考慮した栄養素
プードルの特徴や年齢とともに、プードル・トイプードルがなりやすい病気を考慮した食事を用意することも大切です。なりやすい病気を知っておき栄養バランスを整えてあげることで、ワンちゃんの健康を長く保つための体づくりに繋がります。
涙やけ
涙やけとは涙の循環がうまくいかず外に漏れてしまうことで、目の周りが赤くなる病気のことを言います。目周りの被毛が多いワンちゃんに起きやすい特徴がありますが、油の多い食事を摂りすぎることも涙やけを起こす原因です。成犬期・老犬期を過ぎれば、エネルギーを作る炭水化物や脂質を多く摂る必要はなくなります。主に、筋肉や骨を作るタンパク質が大切ですので、涙やけを防ぐためにも脂質の少ないごはんを選ぶようにしてみましょう。
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼とは、膝にあるお皿が内側や外側にずれてしまう病気のことを言います。遺伝的になりやすい病気でもあるため完全な予防をすることはできませんが、カルシウムやコンドロイチン、グルコサミンを摂取することで、症状の悪化予防を手助けします。また、膝蓋骨脱臼は、体重が増えることで膝への負担を増やしてしまう病気でもあります。そのため、肥満体質にならないよう成犬期から老犬期にかけてのカロリーを落とすことも、膝蓋骨脱臼の悪化を防ぐために重要なことです。
気管虚脱
気管虚脱とは、気管周りの筋肉や骨が少なくなることで気管に負担を与え、呼吸困難を起こしやすくする病気のことを言います。筋肉や骨を維持するためには、適度な運動とタンパク質・カルシウム・リンなど筋肉や骨に関わる栄養素を取ることが大切です。膝蓋骨脱臼と同様に、肥満体質になれば負担を与えやすくなってしまいますから、適度な運動とカロリーを抑えたごはんを与えるようにしましょう。
プードルとトイプードルで必要な栄養の違い
プードルとトイプードルでは、体格が異なればエネルギーの消費量も異なるため、それぞれの体格的特徴を考慮してごはんを与えることも大切です。
日本にいるプードルと呼ばれる犬種のほとんどは、トイプードルと言われています。あなたののワンちゃんがトイ・プードルでなければ、ワンちゃんの体格に合う量のごはんを与えてあげてください。
例えば、スタンダードプードルと呼ばれるプードルの体高はおよそ50cm~60cm、体重は16~25kgです。
ミディアムプードルは体高40~45cm・体重8~15kgで、ミニチュアプードルは体高28~38cm・体重6~7kgと言われています。
トイ・プードルは、体高24〜28cm・体重3〜4kgと大幅に体格が異なります。
スタンダード・ミディアム・ミニチュア・トイの体格に合わせて、食事量を調整するようにしてみてください。
価格帯別、おすすめのドッグフード
プードル・トイプードルに必要な栄養素の観点から、ここではプードルのワンちゃんにオススメのドッグフードを紹介しています。
幼犬期
幼犬期には、成長をするために必要な炭水化物や脂質、筋肉や骨を作るためのタンパク質・カルシウム・リンなど、豊富な栄養素を摂る必要があります。
お手頃なドッグフード
ニュートロ シュプレモ 幼犬用のドッグフードなら、チキンを主原料として成長に必要なタンパク質を29.0%以上、脂質を16.0%以上含んでいます。消化に優しい全粒穀物が使われているため、消化器官が発達しきれていない幼犬期に胃に優しいごはんを与えることに繋がります。
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少し奮発したドッグフード
プロプラン オプティスタート(チキン)は、29%以の上タンパク質と19%以上の脂質が含まれています。脂質の割合が高く、幼犬期に必要なエネルギーを多く補給します。幼犬期の骨や関節の成長も考慮として、カルシウム・リン・ミネラルなどの栄養素も豊富に含まれています。
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リッチなドッグフード
アーテミス フレッシュミックス スモールブリードパピーのドッグフードは、小型犬の健康や今後の病気を考えて作られているドッグフードです。材料にもこだわっており、小麦や大豆・とうもろこしを使わず、豊富な栄養を補給するチキン・玄米・新鮮な野菜を使っています。タンパク質だけでなく、オメガ6脂肪酸・カルニチンなど様々な栄養素が含まれるドッグフードです。
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成犬期
成犬期にはエネルギーの消費量が落ちてくるため、炭水化物や脂質などエネルギーをおさえて、筋肉の維持に重要なタンパク質を多く摂取する必要があります。
お手頃なドッグフード
プロマネージ トイプードル 成犬専用のドッグフードは、外耳炎や皮膚病になりやすいトイプードルの特性を考えて作られています。タンパク質 24.0%以上・脂質14.0%以上で、お手頃な価格でカロリーを抑えたごはんを用意することに繋がります。
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少し奮発したドッグフード
ニュートロ シュプレモ 成犬用のドッグフードは、チキンを主原料としてかぼちゃ・ほうれん草・ニンジンなど豊富な栄養素を補給します。カルシウム、マグネシウム、ビタミンA、ビタミンCなど骨や関節・内臓の健康にも考慮されています。
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リッチなドッグフード
ソルビダ(SOLVIDA)のドッグフードは、運動量が少ない室内犬のことを考えて作られているごはんです。オーガニックチキン生肉やオーガニックの乾燥野菜を使用することで、カロリーをおさえて豊富な栄養補給のサポートをしてくれます。ワンちゃんの消化吸収を助けるため、動物性タンパク質を多く使用しています。
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老犬期
老犬期は成犬期と同様にカロリーを抑え、筋肉の維持をするタンパク質を多く取ることが重要です。また、足腰の骨や関節も衰えてくるので、コンドロイチンやグルコサミンなど骨の健康を維持する栄養を取る必要もあります。
お手頃なドッグフード
プロマネージ トイプードル 高齢犬専用のドッグフードなら、粗タンパク質24.0%以上・粗脂肪12.0%以上と、低脂肪高タンパク質のごはんを用意することができます。皮膚病を考慮して、敏感な皮膚に栄養を補給するルテインやラクトフェリンが含まれています。
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少し奮発したドッグフード
ロイヤルカナン BHN プードル 中・高齢用のドッグフードには、骨の健康維持に大切なコンドロイチンやグルコサミンが含まれています。26.0%以上のタンパク質が取れるドッグフードです。脂質とカロリーは少し高めなので、食事量を調整してあげることで骨と筋肉の健康維持に繋がる手助けをしてあげましょう。
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リッチなドッグフード
ソルビダ(SOLVIDA) インドアシニア 高齢犬用のドッグフードはオーガニックチキンを主原料として低脂質・高タンパク質の栄養補給をしてくれるごはんです。タンパク質23.0%以上・脂質10.0%以上のため、カロリーを抑えた栄養補給をすることに繋がります。チキン軟骨から、コンドロイチン・グルコサミンが含まれています。
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プードル(トイプードル)に食べさせてはいけない食べ物
プードルの特性や年齢・なりやすい病気を考慮したごはんを与えることで、長く健康を保つためのサポートをすることができます。しかし、バランスの良い栄養素を維持できていたとしても、プードルのワンちゃんに害のある食べ物を食べさせてしまったら、健康を脅かすことに繋がってしまいます。プードル・トイプードルに食べさせてはいけないごはんを知っておくことで、ワンちゃんの健康を守りましょう。
・玉ねぎ・ネギ・にんにくなど刺激のある野菜類
玉ねぎやネギ、にんにくなど刺激の強い野菜類は、ワンちゃんに貧血や食欲不振を起こさせる原因となります。重症時には、呼吸困難になる恐れもあるため注意が必要な食べ物です。オニオンの成分が入っているだけのものでも、中毒症状を起こす恐れがあります。
・チョコレートやナッツ、ガムなどの菓子類
甘いお菓子は、飼い主さんが食べているとワンちゃんが欲しがるものでもありますね。しかし、チョコレートやナッツにもワンちゃんが嘔吐や下痢、筋肉を硬直させてしまう物質が含まれています。場合によっては、死に至る恐れがあるので甘いものだから…とチョコレート、ナッツ、ガムは与えないようにしましょう。
・ワンちゃんにはとても危険な酒類
アルコールが含まれる酒類は、ワンちゃんにとって最も危険な飲み物です。1滴口に入れただけでも、死に至ってしまう場合も十分にあり得ます。あげてしまわないようにもそうですが、ワンちゃんが使うカップやお椀に酒類が付着しないよう注意が必要です。
手作りごはんの注意点と簡単レシピ紹介
最後に、ワンちゃんの健康維持に必要な栄養素が含まれているレシピを紹介します。手作りごはんを作るときの注意点も紹介しておりますので、手作りごはんを作る前に一度購読の上、ワンちゃんが健康を保つためのごはんを作って頂けたら幸いです。
手作りご飯をつくるときの注意点
手作りごはんをつくるときには、まずワンちゃんにとって危険な食べ物が含まれていないか、お椀やまな板に危険な食べ物の成分が付着していないか確認をするようにしましょう。ワンちゃんの健康のために作るごはんでも、危険な食材が少しでも含まれていたら、返ってワンちゃんが体調を崩す原因となってしまいます。また、年齢に合わせて、カロリーを減らす・タンパク質を増やすなどの配慮を行ってあげてください。肥満体質になってしまうと、膝蓋骨脱臼や生活習慣病など慢性的に体を壊す原因にもなり得ます。危険な食材・必要な栄養素を考慮の上、ワンちゃんの手作りごはんを作っていきましょう!
年齢に合わせてエネルギー量が調整可能なごはん
鶏肉を主としたカロリーの調整が可能なごはんです。タンパク質を多く取ることができ、ごはんの量を調整すれば年齢に合わせたごはんを与えることが可能です。幼犬期にはごはんの量を多めにし、成犬期・老犬期にはごはんの量を少なめにすると良いでしょう。
基本のレシピ(1食分)
・鶏肉 45g
・キャベツや白菜などの葉野菜 1枚
・舞茸や椎茸 5g
・ご飯 適量
・うずらの卵 1個全ての野菜と鶏肉を適当な大きさにカットしておきます。
まずは鶏肉をごま油で炒め、火が通ったら容器に写しておきます。
続いて葉野菜とキノコ、ご飯を小さな鍋に入れ、そこにひたひたになるくらいのお湯を入れ煮ます。
グツグツと数分煮て、野菜やきのこに火が通ったら鶏肉を鍋に戻し、最後にうずらの卵を落とし入れ軽く混ぜます。
これで完成なのですが、気持ち風味が欲しければ、カツオだしをほんの少し入れてもいいかもしれません。
タンパク質とビタミンが豊富に取れるごはん
成犬期・老犬期の健康維持に必要なタンパク質・カルシウム・ビタミンなど豊富な栄養素が含まれているごはんです。炭水化物や脂質を減らしカロリーを抑えた栄養補給に繋がります。
<材料>
鶏胸肉(ささみでもOK) 100g前後
にんじん 幅1~2cm
キャベツ 大1枚
さつまいも 大1/3
かぼちゃ さつまいもと同じくらい
水 100cc
豆乳 50~100cc
いりゴマ 少々
エキストラバージンオイル 大さじ11.野菜とお肉を1cm角に切ります。勢いよく飲み込んでしまう子はもっと細かくてもOKです!
2.小鍋にオリーブオイルをひき、お肉を火が通るまで炒めます。(エキストラバージンがない場合は入れない方がいいです)
3.2の鍋に水を入れ、野菜を硬い物から順に入れて、野菜が柔らかくなるまで煮込みます。
4.野菜が柔らかくなったら豆乳を入れます。(鍋の水が減っていれば少し足してください)
5.一煮立ちさせたらおさらに盛り付けて、仕上げにすりごまをトッピングして完成ー!
6.アレルギーを気にする方は豆乳をスキムミルクに替えてあげて下さい!分量は大さじ1~2です。
プードル(トイプードル)に健康的なごはんを与えるなら
プードル・トイプードルに必要な栄養素を与えるなら、プードルの特性・年齢・なりやすい病気を考慮したごはんを作ってあげることが大切です。手作りごはんからドッグフードまで、ワンちゃんの健康状態や体型に合わせたごはんを選ぶようにしましょう。ワンちゃんの健康を維持するために、少しこだわりのごはんを与えてみませんか?この記事がワンちゃんに与えるごはん選びの参考になれば大変嬉しく思います。

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