みなさんは、毎日愛犬にどのようなドッグフードを与えていますか?多くの人が、手軽に利用できるドライフードを利用しているでしょう。そんな中、ドライフードよりは商品の種類が少ないものの、缶詰のドッグフードも存在します。缶詰のドッグフードにはどんな特徴があるのか、また与える際の注意点やポイントなどを中心に解説していきます。
その上で、犬におすすめの缶詰のドッグフードを3つ紹介しましょう。
缶詰のドッグフードの特徴は?
缶詰のドッグフード、ホームセンターやペットショップに商品が並んでいるのを見かけたことがあるという人もいるでしょう。ドライタイプのドッグフードよりも鮮度を意識しているように感じられ、素材の美味しさを実感できそうという印象も抱きます。その他にも缶詰のドッグフードには特徴があるので、さっそく見てみましょう。
栄養を補ったり、食欲をアップさせるためのもの
缶詰のドッグフードは、おかず的な要素で使用されるケースが多いです。メインメニューにはならない缶詰タイプですが、栄養を補ったり食欲をアップさせるために使用することが可能です。
いつものドライフードでは栄養面が気になる、病気や夏バテなどで食欲が減っているのでしっかり食べてもらいたいという時に缶詰のドッグフードを選ぶ人が多いのです。
栄養価は低いので注意しよう
おかず的な要素で栄養を補うために利用する缶詰のドッグフードは、主食にはなれないので注意しましょう。缶詰のドッグフードにおけるデメリットとして、栄養価の低さが挙げられます。犬の食いつきがよいという特徴がある点は嬉しいですが、缶詰だけでは犬が必要とする栄養素を補いきれないのです。
栄養価についてはドライフードに劣るという点を理解して、上手に取り入れていく必要があります。
缶詰のドッグフードはどんな時に与えるの?
缶詰のドッグフードを与えた時の愛犬の食いつきに驚くという飼い主も多い中で、缶詰タイプは主食にはなれないという注意点がありました。サブの食事や栄養をプラスで補いたい時に活用するためのフードとして利用するのに適しているわけですが、具体的にはどんな時に与えれば良いのでしょうか?缶詰のドッグフードを与えるタイミングについて考えてみましょう。
主食のドライフードに混ぜて与えよう
缶詰のドッグフードを与える場面として最も多いのが、主食のドライフードに混ぜて栄養補給を行なうというものでしょう。缶詰だけでは栄養が不足するので、ドライフードに混ぜるようにすると安心です。
いつものドライフードの食いつきが悪くなった、マンネリ化してきているように思うといった時に缶詰のドッグフードを使うと、愛犬にとっても変化を楽しめるでしょう。
たまにのご褒美に与える
缶詰のドッグフードは、毎日与えるものではありません。しかし、どれぐらいの頻度で与えれば良いかわからないという疑問を抱えてしまうケースも多いです。そこで、たまにのご褒美として、愛犬に缶詰のドッグフードを与えてみましょう。
愛犬の誕生日や病院で頑張った時、家族のお祝いの場で愛犬にも特別なメニューを出したい時などにおすすめとなっています。食いつきが良いという特徴がある缶詰のドッグフードは、犬にとってのごちそうです。たまに食べるごちそうに、缶詰のドッグフードは最適なのです。
子犬や老犬におすすめ
缶詰のドッグフードはウェットタイプとも呼ばれており、素材が柔らかく仕上がっています。そのため、ミルクを卒業した頃の子犬や、消化に良いものを与えたい老犬などにおすすめのドッグフードと言えるのです。
老犬になると歯が脆くなっていくという場合もあるので、そんな時にも缶詰のドッグフードは助かります。子犬については、歯がまだ生え揃っていない時期もあるため、缶詰タイプが食べやすいでしょう。
缶詰のドッグフードの選ぶポイント・与える時の注意点
栄養補給や子犬、老犬などにおすすめの缶詰のドッグフード、選び方のポイントと与える際の注意点についても知っておきましょう。ポイントや注意点を理解した上で缶詰のドッグフードを選ぶと、愛犬の健康を維持することができます。
無添加である事
缶詰のドッグフードには、長期保存ができるように保存料や酸化防止剤が使用されているものがあります。そこで、缶詰のドッグフードを選ぶ際には、無添加であるかどうかをしっかり確認しましょう。
一つ一つ缶詰の成分表示を見ていると、完全無添加であるドッグフードを選ぶのは厳しいです。しかし、できるだけ添加物が少なくて済むような商品を選びたいので、添加物に配慮して作られたドッグフードがないか探してみましょう。与える頻度こそ少ないものの、添加物は犬の体には悪影響となります。
商品によっては見栄えがするように着色料を使用しているものもあるため、缶詰のドッグフードを選ぶ際には慎重にチェックしましょう。
良質なタンパク質を選ぼう"
犬の体には、良質なタンパク質が欠かせません。ドライフードにおいても、どのような肉類を使用しているか、配分はどれぐらいかといった記載があります。体を作り上げるために必要なタンパク質が、良質であるかどうかも選び方のポイントとして重要です。
主原料に使用している肉の生産地や飼育環境などについて、公式サイトを見ると確認できる場合もあるので、安心して愛犬に与えられるよう原材料にも注目しましょう。「○○肉を○%使用」といった表示がある缶詰のドッグフードを選ぶと、良質なタンパク質の含有量も確認できて良いです。
極力、缶詰単体では与えないように
缶詰のドッグフードを与えるタイミングについて触れた時に、メインではなくサブの食事であると説明しました。ここから、愛犬に缶詰単体で与えるのは控えましょう。ドライフードと混ぜて与えるのがおすすめです。
食べっぷりに大きな違いが見られるため、つい缶詰のドッグフードを多く与えたくなってしまうこともあります。しかし、缶詰は栄養補給のために時々使用するものとして、与える頻度や単体では与えないといった点に気をつけましょう。
年齢別。缶詰のドッグフードを与える目安
犬は、成長段階に合わせて、幼犬・成犬・老犬の3つに分けることができます。それぞれのライフステージにおいてどのように缶詰を与えれば良いのか、目安を紹介しましょう。
幼犬の場合
幼犬はまだ体が大人のようにしっかりしておらず、あまりに小さい時は食べられるものにも限界があります。その後、歯が生え始めるのをきっかけに、徐々にドライフードや缶詰を食べられるようになります。
幼い頃は体重に対して多くの食事量を必要とするので、ドライフードの上に缶詰タイプをかけるという食べ方を週に2~3回程度取り入れても良いでしょう。体を作り上げるためにカロリーが必要な時期です。栄養価に優れたフードをしっかり与えられるよう、意識しましょう。
成犬の場合
成犬になると、幼犬のようには多くのカロリーを必要としなくなります。犬は1歳から成犬になるとされており、この頃から体型や体重に適した量を食べることが大切です。幼犬の頃のような高カロリーな食事は、肥満につながるので気をつけましょう。
成犬の場合は、缶詰のフードを与える目安として、週に2回までに留めておくと安心です。嗜好性が高いという特徴もあるため、缶詰のドッグフードしか食べてくれなくなったら困ります。
老犬の場合
成犬から老犬になると、今まで問題なく食べていたドライフードが硬くて食べにくくなってしまいます。そのため、食べやすく、カロリーをしっかり摂取できる缶詰のドッグフードは重宝するでしょう。ちょっと食欲がない時にも、犬の反応が異なります。
だんだん歯がもろくなり、噛む力も弱まっていくので、老犬になると缶詰のドッグフードの頻度を増やしても良いでしょう。目安としては、週に3回程度活用することをおすすめします。
おすすめの缶詰のドッグフード3選
ドッグフードを3商品紹介してください。その商品の説明と、URLを貼付してください。
メインのドライフードと合わせて時折利用すると良い缶詰タイプのドッグフード、調べてみるといろんな商品があることがわかります。ペットショップやホームセンターなどでも、実物を見かけることがあるでしょう。
そこで、ここでは数ある缶詰のドッグフードの中で、品質と栄養面で納得できるおすすめ商品を3つ紹介します。気になる商品があったら、ぜひ試してみてください。
カナガン ウェット
ドライフードにおいても高く評価されているカナガン、缶詰タイプも品質の高さに満足できます。65%が骨抜きチキンの生肉を使用しており、犬が必要とする良質なタンパク質はしっかり摂取できます。
さらに、使用されている原材料はすべてヒューマングレードとなっているため、愛犬に与える際にも安心でしょう。サーモンオイルを使用しているため、オメガ3脂肪酸もしっかり摂取することが可能です。その他に、関節を強化する作用がある緑イ貝も使用されており、健康的な体を維持できるでしょう。
こちらのカナガン ウェットは、自然の美味しさを実感できる商品になっています。そのため、野菜が好きな犬やお肉で体臭が気になっている時などにも安心して利用できるでしょう。ビタミンとミネラル以外には余計な添加物も使用されていないので、缶詰のドッグフードにおいて多くの人に支持されています。
公式サイト:https://www.canagandogfood.co.jp/
K9ナチュラル
人間が食べても安心とされている、ニュージーランド産の健康な動物の肉を使用して作られたのがK9ナチュラルです。公式サイトでは「缶詰の常識が変わる、プレミアムフード」と紹介されており、全部で6種類の缶詰があります。6種類の詳細は、以下になります。
1 K9ナチュラル パピー 170g缶
2 ラム・フィースト 170g缶
3 ビーフ・フィースト 170g缶
4 ベニソン・フィースト 170g缶
5 チキン・フィースト 170g缶
6 ラム・グリーントライプ 170g缶
商品ごとに、ダイエットができるもの、体に必要な栄養をしっかり補給できるものなどの紹介がされているので、どの商品にしたら良いか悩む時は参考にしてみましょう。
また、K9ナチュラルは増粘剤や安定剤などの添加物は一切使用せず、成長ホルモン剤なども配合されていません。自然の原材料のみを配合した、高品質なドッグフードになっています。使用されている肉類や年齢に応じて、適した商品を選んでみましょう。
その他にもK9ナチュラルでは、缶詰の錆止めを使用していません。通常の缶詰は錆止めが使用されているため、その成分がフードの中に混じってしまうのではという心配がされています。しかし、K9ナチュラルではその心配が不要なので、愛犬に安心して与えられるでしょう。その分錆びやすいというデメリットはありますが、安心の方が大きいと言えるでしょう。
公式サイト:https://www.k9natural.jp/
プレイアーデン
ドイツ生まれの缶詰フード「プレイアーデン」は、毎年ドイツのBio認定機関「Biokreis(ビオクライス)」の審査に合格しているという実績を持っています。使用する食材は100%有機食材としており、ヒューマングレード素材のみを扱っているという徹底ぶりです。ここから、飼い主も安心して愛犬に与えることができるでしょう。
農薬や化学肥料、保存料などの添加物も一切含まれていない缶詰タイプのドッグフードとして、世界中の人から選ばれています。そんなプレイアーデンには、缶詰のドッグフードとして全部で11個のラインナップがあります。
1 100%有機 ドイツ牛
2 100%有機 チキン
3 100%有機 七面鳥
4 100%有機 ドイツ豚
5 100%有機 ラム
6 100%有機 ドイツ鴨
7 100%有機 サーモン
8 ドイツ馬
9 ドイツ鱒
10 贅沢ジビエ 野鹿
11 贅沢ジビエ 野うさぎ
良質なタンパク質を摂取でき、こちらの缶詰に関してはメインに活用することも可能と言われているほどです。それほど栄養が豊富かつバランスよく配合されているのです。愛犬が好む肉を選んで、日々の栄養補給やご褒美として活用してみましょう。素材にこだわり高級感も感じられる缶詰のドッグフードとして、注目されています。
公式サイト:http://www.plaiaden.com/
まとめ
ドッグフードには、ドライタイプだけでなく缶詰タイプも品揃えが豊富になっています。缶詰はカロリーが高く、添加物が使用されている可能性がある、栄養価が低いといった特徴が挙げられますが、愛犬の体調と相談しながらよりふさわしい商品を見つけてみましょう。
気になるドッグフードがあったら、ぜひ公式サイトを覗いてみてください。