食いつきが変わる!犬用ふりかけ(トッピング)おすすめの商品と、手作りレシピを紹介。

わんちゃんを飼っている飼い主さんの悩みで多いのが、愛犬がご飯を食べてくれないということです。
そんな時に試してみたいのが、犬用のふりかけです。
いつものドッグフードにトッピングするだけで、簡単に味を変えることができてとても便利ですよ。
今回は、市販の犬用ふりかけと、自宅で作るふりかけのレシピ、わんちゃんがドッグフードを食べない理由をご紹介します。
 

犬用、無添加のおすすめのふりかけ(トッピング)

お腹が弱いワンちゃんにオススメのふりかけ(トッピング)

お腹が弱いワンちゃんや、便通が良くないわんちゃんにオススメしたいのは、酵素のトッピングです。

ビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、便通の悩みがあるわんちゃんにピッタリです。

また、酵素は年を取るごとに、体内で生成される量が減ってきます。その酵素を外から栄養として補給できるのがこの、酵素パワー元気です。
成分は、53種類の野菜や果物となっています。これらの野菜や果物をじっくり発酵させて、パウダー状にしています。

便秘気味だから繊維質と食べさせたいと思っても、わんちゃんは人と比べて野菜を消化しづらいので、日々の食事では野菜をたくさん摂取することはできません。
野菜不足だな、と思った時に振りかけられるのでとても便利ですね。

また、消化吸収がいいので、食が細くなってしまった老犬にも栄養補給として与えることができ、全年齢で食べさせやすいふりかけです。

発酵野菜粉末自然食 1袋:100g
 

わんちゃんも大好きなチーズのふりかけ(トッピング)

わんちゃんの食いつきが悪い時は、チーズをふりかけてあげましょう!

チーズは香りが強いので、いつものドッグフードに飽きてしまったわんちゃんも気分が変わって食いつきが変わるかもしれません。

また、乳製品なので成長期のわんちゃんの骨を強くするためにも摂取させたい栄養素です。

ミルクが好きなわんちゃんにおすすめしたいヤギミルク

こちらはトッピングではありませんが、粉ミルクのご紹介です。牛乳が好きなわんちゃんも多いですが、実は牛乳は個体によって消化酵素がある子とない子がいたり、アレルギー反応が出てしまったり、とリスクがある飲み物だったりします。
その点ヤギミルクは、ワンちゃんでも消化でき、アレルギーも出にくいということで安心して与えることができます。
子犬期や、歯が弱いわんちゃん、小型犬のわんちゃんはこのミルクでフードをひたすと食べやすくなり、ドライフードも食べてくれるようになるかもしれません。
シニア犬の栄養補給にもおすすめです。
 

カルシウムをたっぷり取りたい時にふりかけたいトッピング

ドライフードの原料は、肉を原料としているものが多いので、魚の味はわんちゃんも新鮮に感じてくれるかもしれません。
こちらの正しいカルシウムは、鮫、鱧、太刀魚を原料としたふりかけでカルシウムが豊富に含まれています。また、無添加、無漂白なので成分も安全です。
また、魚は天然のものを使用しているという贅沢っぷり。これをかけてあげれば、きっといつものドライフードも食べてくれるはず!

内容量:40g/サメ・太刀魚・鱧

手作りふりかけ(トッピング)のレシピ

ここまでは、市販のトッピングをご紹介しましたが、やはり手作りで確実に安心安全なものをわんちゃんにも与えたいという気持ちもありますよね。

手作りのわんちゃんご飯はハードルが高いですが、トッピングなら簡単に作ることができるので取り組みやすいですよ。

その中でも特に簡単なレシピをご紹介します。

超簡単手作りレシピ 卵をかける

最早レシピではありませんが、我が家のわんこの食いつきが変わったトッピングをご紹介します。

【材料】

  • いつものドライフード。半生タイプとかだといい匂いになる・・・適量
  • 卵・・・・・・1個

【作り方】

  1. ドライフードを耐熱容器に入れる
  2. その上から卵を割り入れる。
  3. 卵をほぐしながら、ドライフードと混ぜ合わせる。
  4. 電子レンジで1分ぐらい加熱(電子レンジによって時間が異なってくるので様子を見ながら)
  5. 生の部分がなくなったら完成!
  6. 冷ましてわんちゃんにあげましょう

レシピではなく、純粋なトッピングです。とっても簡単ですが、これが意外に食いつきが良いのです。
我が家では半生のフードと合わせているのですが、それがハムエッグのような香りが立ち、人間が見てもおいしそうな出来上がりに。
難点は、熱くなるので冷ます時間が必要なのと、卵は1日1個しか与えられないことです。
卵は、栄養がたっぷりつまっているので、わんちゃんに与えることは問題ありませんが、1日1個が適量です。

合挽ミンチのふりかけレシピ

こちらもとっても簡単!オーブンで焼くだけ。合挽ミンチのふりかけです。材料はミンチのみという潔さ!これで食いつきが変わってくれると、簡単でお財布にも優しいのでとっても嬉しいですね!

【材料】
合挽ミンチ・・・300g

【作り方】

  1. オーブンのトレーにクッキングシートを敷き、ミンチ肉を平らに並べます。
  2. 170度30分。表面がこんがりしてきたらできあがりです。油が多ければ、ザルで漉します。焦がさないように時間は調整してください。
  3. 水分がまだ残っているようでしたら、平らのお皿に広げて、1000Wで2分チンし、まだでしたら、混ぜてからさらに2分チンしてください。
  4. キッチンペーパーに広げてさらに油をとりまながら乾燥させます。(肉の弾力性は残っていますが、水分はとります) 引用元:クックパッド(犬のミンチふりかけ)

作り方は至ってシンプル。これなら料理に苦手意識がある飼い主さんも挑戦できそうですね。また、水分も抜いてしまうので保存も可能です。

多めに作って作り置きしておくと便利ですね。

ささみのふりかけ兼おやつ

お次はおやつにもなるふりかけのご紹介です。

【材料】
ささみ・・・・2本

  1. ササミを火が通るまで茹でる。
  2. 茹でたら好きな大きさに裂く。
  3. オーブン160℃で50分くらい。お好みの硬さで加減して下さい(^O^)

こちらも、ミンチと比べて茹でるという工程がひとつ多いですが、簡単なレシピです。しかもささみなのでお財布にも優しい。
トッピングはもちろん、おやつとしても与えられます。おやつと思っていたものがフードの上に乗っていたら、一緒にフードも食べてくれるかもしれません!

高齢犬にオススメのふりかけ(トッピング)

わんちゃんが高齢になってくると、体力も落ち、食の好みが変わってくるので、今までのフードを食べなくなってくることがあります。
ドッグフードを変えるのも手ですが、今のドッグフードがまだ残っているのに、試しに変えてみたドッグフードも食べてくれないと、どんどんドッグフードが溜まってしまう…。
それなら、ドッグフートを変える前に、トッピングで食いつきを変えてみるのも一つの手です。
高齢犬は、若い頃のように量が食べられなくなっているので、少量でも栄養価の高いものを選んであげましょう。

猪骨のスープ (但馬猪骨のしずく)

猪肉は滋養強壮にも良く、体を温める効果も期待できます。その猪肉の骨で採った、無添加のスープです。食が細くなってしまったわんちゃんに、フードをこのスープに浸して与えてみましょう。フードも柔らかくなるので、噛む力が弱くなってしまったわんちゃんにもおすすめです。
内容量:4粒(約40g)/賞味期限:3ヶ月

犬用甘酒

こちらも、猪骨のスープと同じ会社の、いぬなごさんが販売している犬用の甘酒です。飲む点滴と言って、人用の甘酒も一時期見直されましたよね。
こちらのわんちゃん用甘酒は、もちろんノンアルコールです。甘い味が好きなわんちゃんは、これをフードにかけてあげると喜んでくれそう。
暑い日に食欲がないわんちゃんにも、冷凍保存なのでそのまま与えてあげるとシャーベットみたいで美味しく栄養補給もできますね。

内容量:6粒(約70-80g)/賞味期限:3ヶ月

DHA、FPA、ナットウキナーゼが入ったふりかけ

高齢になってくると、血流が悪るくなることで病気に繋がっている場合もあります。また、偏食になってしまっているわんちゃんは、偏った栄養しか摂取できずさらに血液がドロドロに…という悪循環に陥っている可能性があります。
こちらの血液サラサラ4兄弟は、ドロドロ血液をサラサラにするという点で作られています。栄養も満点、DHAで中性脂肪を減少させるので肥満気味のわんちゃんにもいいですね。
納豆の匂いがきついというレビューもありますが、わんちゃんは気にせず食べてくれたようです。

わがまま!?わんちゃんがドライフードを食べない理由

わんちゃんがドライフードをたべない理由は大きく分けて3つ考えられます。その3つは、わがまま、病気、高齢です。食べない理由をしっかり見極めて、飼い主さんの悩みを解消しましょう!
 

わがままでドライフードを食べない

犬は味がわからない、という人もいますが、わんちゃんだって味の区別はつけられます。そして、その中で好き嫌いも感じています。
最近は室内で飼われているわんちゃんが多く、人間との距離が近くなりました。必然的に人間が食事を取っていたり、間食をしているタイミングを見ることになり美味しそうな食べ物に興味を持ちます。
そして、飼い主さんがちょっとだけと思って美味しい人間の食事を与えてしまうと、わんちゃんはもう味気ないドライフードは食べたくなくなってしまうのです。
ドライフードを食べなくたって、お菓子やご主人のごはんをもらえばいいや!と考えます。
ドライフードを食べないわんちゃんの飼い主さんは、まず日頃のわんちゃんとの付き合い方から見直していきましょう。

病気で食欲がない

わがまま以外の理由で、ドライフードを食べない時は病気の可能性があります。お腹が痛かったり、風邪を引いていたり、すると人間でも食欲がなくなりますよね。
それはわんちゃんも同様で、体調が悪い時は食欲がなく、ドライフードを食べなくなります。
2~3日なら、わんちゃんも食事を取らなくても大丈夫です。水分補給は欠かさずに、様子を見ながら食事を与えましょう。

シニア(高齢)犬になり食欲がない

シニア犬も食欲が減退してきます。活動量が減り、消費カロリーも少なくなるとお腹が空きません。また、消化器も衰えてくるので食欲がなかなか戻りません。
また、噛む力が弱くなり、ドライフードを食べることが億劫になっていることも考えられます。
シニア犬には、無理をしていつものドライフードを食べさせようとはせず、シニア犬に合った新しいフードを探してあげる方がいいでしょう。

 

まとめ

わんちゃんがドッグフードを食べない時は本当に困りますよね。お菓子ばっかり好んで食べて、栄養がちゃんと取れているのか。どうやったらご飯を食べてくれるんだろう、と悩んでいる飼い主さんは本当に多いと思います。
わんちゃんそれぞれに性格や好みがあるので、答えはひとつではありません。食が細い子はずっとその悩みと付き合わないといけませんが、飼い主さんも今日はこれを試してみようと楽しみながら付き合っていけるといいですね。

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